『浜離宮』から汐留に戻ると、『パークホテル東京』に向かう。
ワインが入ったキャリーバッグは、ランチの前にホテルに預けておいた。
シティ・センターを背にすると、『パークホテル東京』が入った共同通信社ビルが正面に見える。
右側が日テレタワー、左側が『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』で、下半分は資生堂。
『パークホテル東京』には、地下二階の地下道からエスカレーターを二本乗り継いで二階に上り、張り巡らされた空中通路を通って向かう。
二階に上ると、右手に異様な構造物が見えてくる。
鋭い爪を持つ鉄製の脚が目の前に張り出している。
これは日テレの人気の場所、『大時計』なのだ。
正面から見ると、こんな形をしている。
これを見て誰の作品化わかる人は、アニメ・ファン。
ハウルの動く城を連想しますよね。
宮崎駿氏がデザインした、”日テレ大時計”なのだ。
この時計には、仕掛け人形が仕組まれている。
人形が動く時間は、時計の横の立て看板iに表示されている。
残念ながら今まで一度も観たことが無い。
彼女は一度観たことがあるそうだ。
共同通信社ビルに到着。
後ろを振り返ると、左手に日テレタワー、右手に『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』、両方のビルの間にはANAが入ったシティ・センターが見えている。
汐留一帯のビルは、地上二階の通路で結ばれているので便利だ。
地上を移動すれば、道路を渡るたびに信号待ちが必要となる。
地下通路でも繋がっているので、雨の時は地下を通って移動することになる。
『パークホテル東京』は新橋駅から歩いてくると、結構奥まったところにある。
ゆりかもめを使うと汐留駅に連絡しているので便利だ。
丁度ゆりかもめの列車が向かってきた。
駅を挟んだ反対側は、住友汐留ビルで、『ヴィラフォンテーヌ東京汐留』が入っている。
『パークホテル東京』に到着した。
このホテルは、とても”アート”なのだ。
何時も多くの美術品が展示されている。
今日はどんなテーマの展示がされているか、楽しみだ。
日テレでは二階だった通路が、このビルに入ると三階になっている。
フロント・ロビーは25階、直通エレベーターで昇る。
25階は吹き抜けになっている。
客室は吹き抜けをぐるりと取り巻くように配置されている。
このフロアーに多くのアート作品が展示され、夜になると壁に映像が映し出されるのだ。
本拠地は、芝公園にある『芝パークホテル』。
だから東京タワーとは関係が深い。
このホテルからも、レセプションの後ろに東京タワーが間近に見える。
東京タワーを観ながらチェックイン。
預けておいたキャリーバッグは、部屋に届けてくれているとのこと。
25階でホテル内のエレベーターに乗り、部屋に向かう。
今夜の部屋は、最上階の34階。
以前にも書いたが、私は高層階の部屋が好きだ。
今回は急な予約だったが、何とか最上階を確保することが出来てラッキー。
このビルは三角形をしているので、汐留のビル群に面した部屋、東京タワー側の部屋、そしてお台場が見える海側の部屋がある。
今回は、海側の部屋にした。
このホテルの部屋は、あまり広くない。
でも、アートなホテルだけあって、インテリア等が素敵なのだ。
以前、ホテルに8室あるアート・ルームに宿泊したが、部屋中の壁に絵が描かれた部屋は、さすがに落ち着けなかった。
今夜の部屋はカクテルグラスが描かれ、お酒大好きな二人にぴったりの部屋だ。
窓の外には青空が広がる。
緑の場所は、先ほど散策してきた『浜離宮恩賜庭園』。
その先には、豊洲のマンション群が見える。
最近宿泊した『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』の36階の部屋からも同じ景色を眺めることができた。
だが、今回の眺めはちょっと違う。
目を右に移せば、お台場が見えるのだ。
『ロイヤルパークホテル・ザ・汐留』からは、隣の『コンラッド東京』に阻まれて、お台場は見えない。
右半分がお台場。
フジテレビの球体もよく見える。
最近宿泊した『グランパシフィック・ル・台場』も見える。
アイスバケットが届いた。
さて、今夜のワインを出すとしよう。
彼女と過ごす、『パークホテル東京』の楽しい夜の続きは、また明日。
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今夜は彼女と、パークホテル東京、汐留
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