汐留の『パークホテル東京』で彼女と過ごす楽しい一日の続き。
「大変!」という彼女の声で目が覚める。
時計を見ると、9時40分。
ぎゃ、朝食は10時30分までだ。
最上階の34階からロビー階、25階を見下ろすと、多くの宿泊客が朝食を楽しんでいる。
急いでロビー階に下り、30分間しか残っていない朝食をとることにする。
今朝の客は、ほとんどが欧米人。
英語やフランス語、ロシア語も聞こえる。
時間は無くても、まずはサラダ。
レタス、サニーレタス、赤キャベツ、ニンジン、タマネギ、それにミニトマトでリコピンも摂取。
朝のサラダは本当に美味しい。
朝は水分補給も大事。
グレープフルーツ、オレンジ、トマトのジュースに、ミルク、コーヒー。
水分補給だけでお腹がいっぱいになってしまいそう。
暖かいプレートは、カリカリベーコン、スクランブルドエッグ、根菜や緑黄色野菜のエチュペ、そしてパスタサラダ。
ソーセージやハム類は基本的に食べないので、タンパク質の種類は限られてしまう。
ここのクロワッサンはとても美味しい。
本当はもっと数多く食べたかったが、これ以上皿に載らなかった。
このクロワッサンは三日月形になっていない。
オリジンは、トルコ軍を破る(食う)ためにトルコ国旗の三日月を形どったパンが作られたもの。
食後は、プレーンヨーグルトにドライフルーツと蜂蜜。
それとキウイとバナナ。
バナナが新パナマ病により絶滅の恐れと言われると、急にバナナを食べる頻度が上がってしまった。
忙しい朝食だったが、とても美味しかった。
彼女は、「ね、私が目が覚めたから間に合ったのよね」と誇らしげ。
「ありがと。君のお蔭で美味しい朝食にありつけたよ」
外を見ると、良い天気。
東京タワーも元気そうだ。
汐留の『パークホテル東京』で彼女と過ごす、楽しい一日でした。
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今夜は彼女と、パークホテル東京、汐留 4
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