
今夜は冷えた泡を飲みたい。
でも、泡は抜栓すると1本飲み切ることになるが、今夜はアルコール量は抑えたい。
そんな時に便利なのが、ランブルスコ。
泡の美味しさを味わいながら、アルコール度数は10%程度と低いのだ。
セラーから取り出し、アイスバケットで強く冷やしたボトルは、ラ・モデネーゼ、ランブルスコ、デッレミリア、セッコ、スペシャル・セレクション。

ジャコバッツィ家がモデナ郊外のエミリア地区造るランブルスコである。
ランブルスコはアメリカで”赤いコーラ”として人気となったワイン。
アルコール度数が低く発泡性なので、若者が好んで飲むようになった。

ボトルのネックには、スペシャル・セレクションと書かれたシールが貼られている。
このランブルスコは、特に良質なぶどうのみを選別して造られる、まさにスペシャル・セレクションなのだ。

色合いは、紫がかった薄めの暗赤色。
フレッシュなぶどうと、ベリー系の果実香。
豊かな果実味を持つが、熟成感は少ない。
程よいタンニンを持ち、活き活きとした酸も併せ持つ。
泡は大きめだが、勢いがあり爽快な飲み口。

これは美味いランブルスコだ。
ぶどうは、ランブルスコ・サラミーノ60%、ランブルスコ・マラーニ25%、アンチェロッタ15%。
気軽に飲むことができるランブルスコを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。