今夜はイタリア、ピエモンテ州のバローロを抜栓。
バローロと言えば、イタリアを代表する高級な赤。
それが手頃な価格で販売されていたので、普段飲み用に3本購入。
輸入業者名を見ると、今年3月に倒産した食品輸入業者の日食。
倒産後の在庫整理だったので安かったのだろうか。
造り手はE.ソニアとエチケットに書かれており、EとSのイニシャルがエチケットのデザインとなっている。
調べてみると、カーサ・ヴィニコーラ・モランドが造り手のようで、モランドと言えばピエモンテのバルベーラやドルチェットのコスパ・ワインで有名。
素性は藪の中だが、ネックにはDOCGバローロであることの証書がちゃんと貼られているので、問題は無さそう。
グラスに注ぐと、ダークチェリー色。
華やかなベリー系の香りが漂う。
口に含むと、プラム、ダークチェリー、ブルーベリー、ラズベリー、そして炒ったアーモンドやナッツのニュアンスも。
フルボディというほどではないが、熟成感もタンニンも充分。
オーク樽で24から30ヶ月熟成させているそうだ。
ちょっと不思議なバローロを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。