芝公園のニュージーランド料理の名店、『ワカヌイ・グリルダイニング&バー東京』で彼女と過ごす楽しいランチの続き。
選んでおいた赤ワインのボトルを出してもらう。
ウーラストン・エステーツが造る、タソック、ピノ・ノワール、2013年。
このワインも『ワカヌイ』直輸入品。
ニュージーランド南島北部のネルソンにあるワイナリーだが、どのような造り手なのかよくわからない。
色合いは、透明感のあるルビー色。
ベリー系の香り。
豊富なタンニンと酸を持ち、ブルーベリーやダークチェリーのニュアンス。
ほのかな樽香も心地よい。
アルコールは13.5%とちょっと高めだが、果実味があるのでアルコール・アタックは感じない。
とてもバランスが良い、上質のピノ・ノワールだ。
「美味しい。ワカヌイのピノは本当に良いものが揃っているわね」と彼女の評価も上々。
ワカヌイサラダ、季節野菜とシェリービネガーヴィネグレット。
たっぷりの野菜が嬉しい。
メイン料理は、二人ともワカヌイ・スプリング・ラム。
焼き加減が絶妙なラムは、柔らかくジューシーで最高に美味い。
デザートも二人とも同じものを選んだ。
ホーキーポーキー・アイスクリーム。
中にキャラメルの粒が入った、ニュージーランドの定番アイスクリームだ。
「今日も美味しかった。ここのラムは本当に最高だわ」
「今日の君も最高だよ」
「ラムと一緒に最高と言われても素直に喜べないわね」
「確かに小羊じゃないけど、とっても綺麗だよ」
「意味不明!」と彼女に叱られてしまった。
気が付くと、店に他の客の姿は無い。
長居をし過ぎたようだ。
この肉のディスプレイを見ると、またすぐここに来たくなる。
ソムリエとスタッフにお礼を述べ、店を後にする。
東京タワーが逆行で黒く見える。
『ワカヌイ』が芝公園に移転し、便利になった。
今度は夜に食事に来ることにしよう。
彼女と楽しんだ、『ワカヌイ』でのランチでした。
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今日は彼女とラム・ランチ、ワカヌイ・グリルダイニング&バー東京、芝公園 2
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