『ヒルトン東京』で開催された、ニュージーランド・ワインクラブが主催する試飲会にしづちゃんと共に参加した楽しい夜の続き。
続いて訪問したのは、カ・タヒ・ワインズ。
ニュージーランドでは珍しいマルベックやシラーを試してみる。
ワイナリーの方は、エチケットに合わせて黒のコスチューム。
ニュージーランドの方はオールブラックスがお好きなようだ。
会場内で目を引いていたのは、ニュージーランド産の日本酒。
クイーンズタウンでデイビット・ジョール氏が2015年に醸造を開始した酒蔵、全黒(ゼンクロ)。
全黒は、オールブラックスとも読むことができる。
2016年8月のロンドン酒チャレンジでは、金賞、銀賞を受賞した実力派。
酒造米は日本からの輸入は難しく、カリフォルニア米を使っているとのこと。
(写真はSAKETIMESからお借りしました。)
試飲とはいっても、230~240種類のワインが出品されており、どんどん飲んでいると酔いが回ってきた。
そこで早々に会場を抜け出すと、一路神楽坂に向かう。
予約しておいたお店は、早稲田通り(神楽坂)から路地を入った奥にある。
道路標には、左ブルゴーニュと示されている。
今夜のお店は、『メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ』。
店内のテーブルを予約しておいたが、暑くない夜なので、テラス席を選ぶ。
試飲でいっぱい飲んではいても、場所を移せばまた飲みたくなる。
選んだボトルは、ドメーヌ・ルイ・シュニュが造る、サヴィニー・レ・ボーヌ、ルージュ、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2013年。
女流醸造家、キャロリーヌとジュリエット・シュニュ姉妹が造る、繊細なピノ・ノワール。
ぶどう栽培はリュット・レゾネで、一部はビオディナミ。
ぶどうの平均樹齢は60年。
コルクの質も長さも充分で、香りにも問題無し。
ワインのお供は、エスカルゴ。
熱々のエスカルゴがお腹に染み渡る。
香草バターソースはバゲットで掬い取って食べると美味。
バゲットをあっという間に食べ尽くし、お代わりをもらう。
牛頬肉の赤ワインソース煮込み。
写真ではわかりにくいが、とても大きな塊。
これ一つでお腹がいっぱいになってしまいそうだ。
ワインが残っているので、フロマージュも食べることに。
あれ、どのチーズも新品。
実際に切り取るチーズは、熟成の進んだ食べ頃のものが別にあるようだ。
しづちゃんが選んだのは、ミモレット。
私は好きなヴァランセとエポワースを選ぶ。
ピノ・ノワールとフロマージュの組み合わせは最高に美味い。
サヴィニー・レ・ボーヌを飲み干すと、デセールが届く。
今夜の試飲会では、マールボロのソーヴィニヨン・ブランとセントラル・オタゴのピノ・ノワール中心に、本当に良く飲んだ。
そして〆に飲むブルゴーニュのピノも美味しかった。
しづちゃん、遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
KEiさん、次回の試飲会には是非ご一緒しましょう。
新宿と神楽坂で過ごす、飲み過ぎた楽しい夜でした。