ちぃさんと過ごす日本橋の『ニホンバシ イチノイチノイチ』での楽しい夜の続き。
二種類目の酒は、岐阜県多治見市の三千盛が醸す、三千盛 辛口 純米大吟醸。
今夜四度目の乾杯。
三千盛特有のキレのある辛口で、仄かな酸味が心地良い。
美山錦を45%まで磨き込んで醸されている。
夜も深まり日本橋を渡る人の数も少なくなってきた。
風が出てきて気温も下がってきたので、そろそろテラス席で飲むのは切り上げることにしよう。
ここには”缶つまバー”があり、酒の肴に最適な缶詰が多数販売されている。
ちぃさんが「こんな高い缶詰がある」というので見てみると、金箔入りのたらばがにが一缶10,000円。
再び日本橋を渡り、コレド室町方面へ。
室町仲通りにも人の姿は少ない。
まず向かったのは福徳神社。
日本橋で飲むときは、福徳神社に参拝。
境内を抜け、『はせがわ酒店』に入ったが、バーコーナーは既に閉店。
営業時間を大幅に短縮しているとのこと。
そこでコレド室町2、コレド室町1のお店を巡るが、『ヴィノス山崎』も『ビキニ・ピカール』も満席に近く、密を避けるため入店せず。
そして選んだお店は、比較的空いていたイタリアン、『ケ・ヴォーリア』。
店の入り口にはピッツァ窯。
店内は奥が広く、他の客から離れたテーブルを確保することが出来た。
セラーの中には見慣れたイタリアワインが多く並ぶ。
高価なワインではバローロやバルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、サッシカイアにアンジェロ・ガヤもあるが、気楽なワインが主体。
まずはスパークリング・ワインでちぃさんと乾杯。
イタリアの大手生産者、チェヴィコがエミリア・ロマーニャ州で造る、アットゥアーレ、キュヴェ・パ・ドセ。
ぶどうはトレッビアーノを用い、シャルマー方式で造られており、ノンドセなのだそうだ。
小腹が空いてきたので、マルゲリータピザを注文。
薄い生地で焼かれているので、食事というよりワインのおつまみ感覚で食べることが出来る。
ホットオリーブオイルをかけて食べると一層美味い。
またまたスプマンテで乾杯。
これが二杯目なのか三杯目なのか記憶があやふや。
この照明がとても素敵だ。
お店のインテリアは全てミラノで買い付けたものなのだそうだ。
ここにはまたゆっくり食事をしに来ても楽しそうだ。
ちぃさんと過ごす、今回もいっぱい食べていっぱい飲んだ日本橋の楽しい夜でした。