厚生労働省によるマスクの無料配布の申込期限が一週間後の1月28日(金)と迫っている。
天下の愚策と言われた”アベノマスク”の在庫処分が今年度末に行われることになっているが、希望者には無料で配布されている。
あんな小さな布マスクなんていらない、以前もらったマスクも使っていないと思っていたが、ジム友達からもっと大きな立体型もあると教えてもらい、立体型を最小単位の100枚申し込んだ。
ジムでのトレーニングではマスクも汗びっしょりになり、マスクの消耗が激しいので足しになるかもと思ったのだ。
2月から発送開始だそうだ。
右が以前配布された綿製の平型(9.5x13.5cm)。
左がポリエステル製の立体型(14.0x20.0cm)。
興味のある方は、厚労省H.P.のこちらから。
昨年12月のこと、ちぃさんと神楽坂で待ち合わせ。
向かった先はフランス人のナビルさんがオーナーのフレンチ、『ル・パリジャン』。
ナビルさんは生粋のパリジャン。
ナビルさんはもう一軒のフレンチ、『プティ・パリ』を経営されていたが、こちらのお店は2019年1月31日に閉じてしまった。
『プティ・パリ』では、ショーコさん、ちぃさん、みんみんさんと一緒に訪問し、楽しく飲んだことを思い出す。
その時の記事はこちら。
『ル・パリジャン』の前にはメニューリスト。
撮影している間にも、次々と客が訪れ店に入っていく。
奥の壁の全面をワインセラーが占めている。
開店後すぐに入店したのでまだ空席が目立っていたが、12時前には満席となってしまった。
そして客のほとんどは女性。
私達はバーカウンターのすぐ前のテーブル。
この向こう側が厨房となっている。
オーナーのナビルさんがスタッフに声を掛けながら次々と入店する客をテーブルに案内している。
お隣のテーブルとの間には、大きなガラスのパーテーション。
少し窮屈ではあるが、感染対策優先。
私のすぐ後ろが店の全体を見渡せる場所なのでナビルさんが陣取り、私の頭の上をナビルさんとスタッフのフランス語が飛び交う。
ナビルさんだけでなく、店のスタッフの多くもフランス人なのだ。
その大きなパーテーションに本日のグラスワインの黒板を掛けてくれる。
選んだのは、キール・ロワイヤルのヴァンムスー版。
シャンパーニュではないが辛口のスパークリング・ワインを使っていてなかなか美味い。
グラスはシャンパーニュのG.H.マム。
アミューズは、雲丹と帆立のエスカベッシュ。
ランチはプリフィックスコース。
前菜は7種類から選ぶことが出来る。
ちぃさんに是非とお薦めしたのは、カワカマスのクネル、ベシャメルソース。
これはリヨンの名物料理。
神楽坂では『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』で食べることができるが、『ル・パリジャン』でも出されるとは知らなかった。
ところで日本にはカワカマスは生息していないが、何の魚が使われているのだろうか。
私が選んだのは、鶏レバーのコンフィと砂肝のサラダ。
サラダの中にはレバーのコンフィと砂肝がたっぷり。
リンゴ、ジャガイモ、松の実も美味い。
バゲットとバターが届く。
この自家製バターがとても美味い。
白ワインはボトルで注文。
分厚いワインリストを検討し、珍しいワインを見付けた。
フランス、アルザスのドメーヌ・エリック・ロマンジェが造る、シルヴァネール、2016年。
フランスのシルヴァネール、ドイツでのシルヴァーナは好きな品種。
フランケン地方のシルヴァーナはいっぱい飲んでいるが、アルザスのシルヴァネールを飲むのは久し振り。
ちぃさんと乾杯。
柑橘系の香りを持ち、果実味と酸のバランスが良い爽快な辛口。
メイン料理は8種類の中から選ぶことが出来る。
ちぃさんのメイン料理は、牛ほほ肉のプレゼ、ワイルドライス添え。
そして私が選んだのも同じ料理。
このヴォリュームがビストロ料理の醍醐味。
ホロホロに煮込まれた牛ホホ肉は素晴らしく美味。
ワイルドライスの歯応えも心地よい。
いっぱいになったお腹をコーヒーが癒してくれる。
満腹満足で『ル・パリジャン』を出ると、神楽坂通りを散策。
そして立ち寄ったのは、『イルグスト・ドルチェ・ヴィータ』。
ここはジャパンソルトが輸入するイタリア・ワインやイタリア食材のアンテナショップ。
コロナ以降店内のイートインは閉鎖されているが、テイクアウトは可能とのこと。
ここで人気のなみなみワインを注文。
ちぃさんのワインは、シチリアのカーサ・ヴィニコーラ・ファツィオが造る、モンテリーモ・ビアンコ、テッレ・シチリアーネ。
私のワインは、同じ造り手のモンテリーモ・ロッソ、テッレ・シチリアーネ。
なみなみワインを手に持ち、次の待ち合わせの場所に向かう。
ちぃさんと過ごす神楽坂の楽しい午後は続きます。