Quantcast
Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

エシェ蔵さんワイン会 2

$
0
0


IMG_20160426_152746.jpg
エシェ蔵さん主催のワイン会の続き。


シャンパーニュを三本飲んだ後は、赤ワインを抜栓。


エシェ蔵さんが選んだワインは、ブルゴーニュ屈指の女性醸造家、アンヌ・グロのシャンボール・ミュジニー、ラ・コンブ・ドルヴォ、2010年。


素晴らしいピノ・ノワールに感謝。


それにしても、ブルゴーニュのグロ一族の活躍には目を見張るものがある。


IMG_20160426_152843.jpg
エシェ蔵さんは最近日本ワインに傾注されている。


日本ワインを飲まない私にとって、色々な日本ワインの話がとても新鮮。


私が飲んだことのある数少ない銘柄を挙げると、その内の1本が開いているという。


そのワインは、四恩、窓辺、2013年。


早速グラスに注ぐ。


このワインを前回飲んだのは、熊本市内の赤牛のお店。


一昨年のことだが、あの店の赤牛は美味しかった。


今回の地震で被害がなかったか心配だ。


IMG_20160426_152953.jpg
四恩醸造は、横浜の四恩学園が母体となって2007年に山梨に設立されたワイナリー。


日本のワインの評価が高まっているが、価格は品質以上に高いと思っている。


そんな中で、比較的リーズナブルな価格で販売されているのが四恩のワインだと、エシェ蔵さんに教えてもらう。


熊本ではレストランで飲んだので、それなりの価格だった。


そのため実際のリリース価格を知らなかったのだ。



IMG_20160426_153030.jpg
色合いは思ったより濃い。


テイスティング・ノートを書きたいところだが、既に飲み過ぎていて記憶にない。


でも、シャンボール・ミュジニーのあとに飲んでも充分に美味しかった。


アルコール度数は11度と、ちょっと低め。


実は四恩、窓辺を飲んだのは私だけ。


ひなたさんも日本ワインはあまり飲まないとのことで、新しいボトルが抜栓された。


IMG_20160424_132003.jpg
抜栓された赤ワインは、ボルドー。


お~、これは5大銘醸の一角、シャトー・マルゴーのサード・ワイン、マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー、2010年。


1997年からサードの試作を始め、やっと2009年ヴィンテージで完成し、リリースを開始したワイン。


生産量は4万本で、フランス、イギリス、アメリカ、日本のみでの1万本/国の限定販売。


日本では80%がレストランに卸され、一般に流通するのはわずか20%。


考えてみると、シャトー・マルゴーよりも入手困難なサード・ワインと言える。


IMG_20160426_153218.jpg
こんな貴重なワインを抜栓して良いのですか?


と思いながら、ありがたくいただく。


これは強い。


まだまだ熟成させたくなるポテンシャルに満ちたボディ。


シャトー・マルゴーを飲まなくても、手に入るならこのマルゴー・デュ・シャトー・マルゴーで充分にマルゴーの素晴らしさを堪能できる。


セパージュは、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、プティ・ヴェルド10%(2009年ヴィンテージ)と、シャトー・マルゴーに較べればカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が低くメルローの比率が高くなっている。


IMG_20160426_152528.jpg
料理に加え、三越の地下でチーズも仕入れておいた。


中でも当たりは、フランスのサントモール。


中がとろとろで最高に美味。




IMG_20160426_152609.jpg
ブルーは、熟成が進んでいそうなスペインのカブラレスを選んだ。


でも、見た目ほどピリピリしておらず、臭みも少ない。


ちょっと残念。



IMG_20160426_152640.jpg
ウォッシュドは、フランスのル・トルゥ・デュ・クリュ。


これは充分に熟成していて、かなり美味い。


バケットも買ってきたので、その上に載せて食べると、赤ワインにベスト・マッチ。


それにしても、今夜は良く飲んだ。


エシェ蔵さん、素敵なワインの数々、本当にありがとうございました。


ひなたさん、N嬢さん、お話もとっても楽しかったです。


皆様、またお会いできますことを楽しみにしています。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

Trending Articles