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Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
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オーベルジュ・オー・ミラドー、元箱根 2

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元箱根の『オーベルジュ・オー・ミラドー』で彼女と過ごす素敵な一日の続き。

私たちの部屋があるパヴィヨン・ミラドーから、温泉があるコロニアル・ミラドーに向かう。

パヴィヨン・ミラドーがフレンチ・スタイルなのに対し、コロニアル・ミラドーは、東南アジアのテイスト。

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門をくぐると、左側に中国風の水瓶と石塔。

それと何だか不思議な石像が迎えてくれる。



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石像が左手に何かを持っている。

何だろうと近付いてみると、左手に持っているのは・・・、右手は「すんまへん」といった風に頭を掻いている。

この像はいったい誰の趣味なのだろう。





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少し先に進むと、今度は涅槃仏。

ふ~む、ここで悟りを啓くということか。



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更に先に進むと、今度は二つの仏頭。

頭だけではなく、肩から上が石に刻まれている。



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ようやくコロニアル・ミラドーに到着した。

ガラス張りの二階は、結婚式場。

竹垣で囲われた一階が温泉になっている。

手前には不思議な像が二体。

人間の頭と鳥の身体を持つ像と、西洋風の帽子を被った上半身裸の男性像。

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温泉のある一階は、インドかバリ島の雰囲気。

つまり、ヒンドゥーのスタイルになっている。

焚かれている香の香りが一層妖しい雰囲気を醸し出す。

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彼女はMADAMEと書かれた部屋へ、私はMONSIEURと書かれた部屋に入る。

バスルームは明るく、普通に入浴に必要なものが揃っている。

他に宿泊客まだ到着していないのか、温泉を独り占め。

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のんびり温泉につかると、都会の喧騒に疲れた身体から力が抜け、身も心もリラックスできる。

ところが、隣の部屋では彼女も温泉につかっているのかと思うと、・・・心の平安が乱れ、門の横にあった石像が脳裏をよぎる。

いけないいけない、色即是空空即是色。

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温泉を出ると、霧が晴れていた。

パヴィヨン・ミラドーのバルコニーから芦ノ湖が少し見える。

樹々が大きくなり、見える範囲が随分少なくなった。

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隣のオー・ミラドーも見えてきた。

あと少しすれば、着替えてディナーに行くことにしよう。

彼女は着替えを済ませ、念入りにお化粧をしている。

ドレスアップした彼女がとても素敵だ。

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前庭を歩き、オー・ミラドーのメインダイニングに向かう。

パヴィヨン・ミラドーの一階にも大きなダイニングルームがあるが、そこは結婚披露宴用なのだ。

テーブル上には今夜のディナーの準備ができている。

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ウエィティング・ルームに腰を下ろし、シャンパーニュで乾杯。

パニエ、ブリュット・セレクション。

パニエは、約1,000年前に掘られた地下30m、全長2kmのカーヴを保有していることで有名。

セパージュは、シャルドネ40%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ30%。

熟成期間は、36ヶ月ととても長い。

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アミューズ・ブーシュが素敵だ。

さあ、『オーベルジュ・オー・ミラドー』でのディナーの始まりです。





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