今夜は彼女と六本木で待ち合わせ。
訪問したお店は、六本木の素敵な館のレストラン、『オーベルジュ・ド・リル東京』。
久し振りの訪問に、彼女もドレスアップ。
ここは彼女がお気に入りだった『ザ・ジョージアン・クラブ』の建物で、『ひらまつ』が買い取り、フランスの名店『オーベルジュ・ド・リル』の東京店としてオープンした。
外観も内装も昔のままで、豪華な雰囲気の建物である。
やはりここに来ると、高揚感を覚える。
ドレスアップした彼女も、何時にも増して素敵だ。
テーブル上には、歓迎のカルテが置かれている。
さて、今夜の料理とワインは何なのだろうとチェック。
ワインに関する彼女の質問に答えるのも楽しい。
アペリティフは、ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ミレジメ、2014年。
『ひらまつ』の定番スパークリング。
ヴーヴ・アンバルは、マリー・アンバル未亡人(ヴーヴ)が1898年に設立したクレマン専業のメゾン。
当時確立されたばかりのシャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)をいち早く導入し、高品質のクレマンの製造を行った、いわばクレマン・ド・ブルゴーニュの元祖なのだ。
自社畑を240ha保有し、クレマン・ド・ブルゴーニュ全体の40%のシェアーを有する最大のメゾンである。
ヴーヴ・アンバルのミレジメは美味い。
『ひらまつ』のお店ではよく飲むワインで、私のセラーにもミレジメとロゼが入っている。
アミューズ・ブーシュは、鱧と蛸のマリネ、プロヴァンス風、トマトのコンソメジュレ。
爽やかで旨味が凝縮されたアミューズのお陰で、クレマンがどんどん進む。
彼女と過ごす六本木の『オーベルジュ・ド・リル東京』の素敵な夜の続きは、また明日。
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今夜は彼女とドレッシーに、オーベルジュ・ド・リル東京、六本木
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