ちょっと以前のこと、大切な友人と丸ビル35階の『マンゴツリー東京』で待ち合わせ。
バンコクの『マンゴツリー』の本店は緑に囲まれた一軒家レストラン。
好きなお店で、一人でもふらっと立ち寄っている。
その東京店は『マンゴツリー』の豪華版と言った感じで、バンコクの味を再現しながら、高級感のある料理に仕立てている。
海外の『マンゴツリー』は、一号店がロンドンで、二号店が東京。
三号店がドバイに出来たはずだが、ここには「ロンドン・トーキョー・バンコク」としか書かれていない。
ドバイではタイ料理は人気があるのだが、石油価格下落で景気が悪化したため、撤退したのだろうか。
外は小雨。
何時もは見える葛西臨海公園の大観覧車も、お台場のレインボーブリッジも、更には東京タワーも霞んで見えない。
皇居側も雨に煙り、道行く車も早い時間からヘッドライトを点けている。
こんな天気では、ディズニーリゾートの花火も無いだろうし、あっても見えない。
友人が到着。
シャンパーニュが好きな友人のために、テタンジェ、ブリュット・レゼルヴを抜栓。
13世紀に教会の一部として造られたテタンジェ社の地下セラーで3年以上熟成されたシャンパーニュ。
フレッシュで軽やかでありながら、蜂蜜、バターのニュアンスを持ち、ミネラル感も豊富。
シャルドネを用いた繊細で優雅なシャンパーニュ造りで定評のあるテタンジェは、ブリュット・レゼルヴのクラスでもとても美味い。
友人との話もシャンパーニュの泡のように次々と湧き上がり、楽しく弾ける。
前菜は、フレッシュ・パパイアのサラダ。
とても辛い料理なので、シャンパーニュの味がわからなくならないように、今夜は辛さを控えめにしてもらった。
何時もの癖で、私が二人の皿にさっと取り分ける。
花の飾りは、友人の皿に。
ちょっとトマトがばらけてしまった。
魚料理は、鹿児島産アオリイカとパクチーサラダ、チリ&マナオ(タイライム)ドレッシング。
酸味が効いた適度な辛さで、とても美味い。
これも私が二人に取り分ける。
友人も私もパクチー大好き人間なので、このパクチー・サラダが嬉しい。
丸ビルの『マンゴツリー東京』で友人と過ごす楽しい夜は、続きます。