今夜は彼女と一緒に、板橋まで脚を延ばす。
目的のお店は、アメブロの”ユーキのビールな毎日”で紹介された、『板橋三丁目食堂』。
ラクレット料理があまりに美味しそうだったので、是非行きたいと思ったのだ。
お店は綺麗なマンションの1階、想像していたより小振りだ。
人気店のようで、今夜も地元の方たちで満席。
早めに予約をしておいて良かった。
席に着くと、早速泡で乾杯。
スペインのカヴァの聖地、カタルーニャ・ペネデス地区にあるマルケス・デ・モニストロルが造る、モナステリオーロ、カヴァ、ブリュット。
マルケス・デ・モニストロルは1882年設立の老舗。
瓶内二次発酵させ、瓶内熟成期間は12~15ヶ月。
細かな泡立ちの、フレッシュで柑橘系の香りを持つ素敵なカヴァ。
セパージュは、マカベオ40%、シャレロ30%、パレリャダ30%。
カヴァに合わせたアミューズは、オリーブの盛り合わせ。
「え、こんなに沢山?!」と、とても良心的な量にびっくり。
三種のオリーブに添えられた酢漬けの赤キャベツも美味しい。
続く料理は、冷製カポナータ。
ナスとトマトが主体の、シチリアの煮込み料理。
暑い夏には、冷やしたカポナータが美味い。
カヴァの次には、白ワインをグラスで注文。
フランス、コート・デュ・ローヌ地方のローダニエンスが造る、キュヴェ・リオン・ドール。
ヴィオニエ100%のワインだ。
ローダニエンスは、ローヌの数多くのぶどう栽培農家や組合と契約し、仕入れたぶどうを用い、年間1,800万本のワインを生産している。
すっきりとした味わいの中に、フルーティで華やかな果実香を持つ。
コスパ・ワインとして、日本でも人気のワイン・シリーズである。
白ワインに合わせる料理は、白レバームース、メルバトースト添え。
普段はあまり食べないレバームースだが、珍しく彼女が食べてみたいと言ったのだ。
彼女は初めての店ではとにかくいっぱい注文し、シェフの腕を見極めようとする傾向がある。
肉詰めマッシュルームのアヒージョ、岩塩添え。
今夜初めての温かい料理。
「これも美味しいわね」と、彼女はここの料理が気に入ったようだ。
温かい家庭的な雰囲気のお店。
壁には、今夜のグラス・ワインやおすすめ料理が書かれた黒板が掛けられている。
板橋区役所前の『板橋三丁目食堂』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。
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今夜はラクレットでワイン、板橋三丁目食堂、板橋区役所前
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