銀座で彼女と待ち合わせ。
ぶらぶらと銀座の街を観て歩きながら、目的のお店に向かう。
銀座の街は、クリスマスの装い。
この華やかな雰囲気で、二人の心も浮き立つ。
向かった先はZOE銀座、プランタン銀座のすぐ裏のビル。
プランタン銀座は今年で閉店するので、この表現が使えるのもあとわずか。
このビルの地下には『マイ・ハンブル・ハウス』が入っている。
シンガポールの素敵な店の東京店で、以前はよく通っていた。
目的のお店は、『アルジェントASO』。
『ひらまつ』グループの、イタリアンの名店である。
今夜は、フランスとスペインの有名なワイナリー・オーナー4人を迎えてのクリスマス・パーティ。
早速ポル・ロジェのマグナムが抜栓され、グラスに注がれる。
マグナムが何本か用意されているので、どんどん飲んでも大丈夫なようだ。
テーブルにつくと、彼女と目と目を合わせ、乾杯。
しばらくするとパーティが始まり、生産者たちと共に正式な乾杯。
でも、その前に既に数杯のグラスを空けている。
部屋の一角にはワイン・コーナーが設けられ、4人の生産者たちのワイン30種が飲み放題となっている。
リストを見ながら、どの順番で飲むか彼女と相談。
最初の造り手は、ポル・ロジェ。
出されているシャンパーニュは、5種類。
ブリュット・レゼルヴ・マグナム。
ピュア、エクストラ・ブリュット。
リッチ、ドミ・セック。
ブリュット・ヴィンテージ、2006年。
ロゼ・ヴィンテージ、2008年。
こちらは、アルザスのファミーユ・ヒューゲル。
ジョンティ、ヒューゲル、2015年。
シルヴァーナー、クラシック、2014年。
ピノ・ブラン、クラシック、2012年。
ピノ・グリ、クラシック、2013年。
リースリング・エステート、2011年。
ゲヴェルツトラミナー、エステート、2012年。
ピノ・ノワール、ジュビリー、2008年。
ゲヴェルツトラミナー、グロシ・ローイ、2010年。
リースリング、シェルハマー、2007年。
これらは、ローヌのファミーユ・ペラン。
ペラン、レゼルヴ・ブラン、2015年。
ペラン・レゼルヴ・ルージュ、2013年。
ヴァンソーブル、レ・コルニュ、2013年。
ジゴンダス、ラ・ジル、2013年。
タヴェル、2014年。
クードレ・ド・ボーカステル・ブラン、2013年。
クードレ・ド・ボーカステル・ルージュ、2013年。
シャトー・ド・ボーカステル・ルージュ、2012年。
左側は、ファミーユ・ペランとブラピ&アンジーのJVで造るワイン。
二人の離婚が成立すれば、このワイナリーはどうなるのだろう。
ミラヴァル・ロゼ、2015年。
ミラヴァル・ブラン、2013年。
ミラヴァル・ルージュ、2012年。
右側は、スペイン、リオハのボデガス・ムガのワイン。
カヴァ、コンデ・デ・アロ、2011年。
ムガ・ブランコ、2014年。
ムガ、レゼルヴァ、2012年。
プラド・エネア、グラン・レゼルヴァ、2004年。
アロ、2006年。
ずらりと並んだ生産者たち。
スペインのムガの方は飛行機の延着のため、まだ現れていない。
ポル・ロジェは好きなシャンパーニュなので、ドゥミ・セック以外を全て制覇。
エクストラ・ブリュットも美味しいが、二人が一番気に入ったのは、ミレジムの2006年。
黒ぶどう主体の、素晴らしい熟成感。
ミュズレを収集。
左から、ブリュット・レゼルヴ・マグナム、エクストラ・ブリュット、ブリュット・ヴィンテージ。
ワイナリー・オーナー4人の挨拶が始まった。
最初はシャンパーニュのポル・ロジェ。
フランスの生産者にはフランス語しか話さない人が多いが、家族経営とはいえポル・ロジェほどのメゾンのオーナーとなると、英語も流暢。
続いては、アルザスのファミーユ・ヒューゲル。
彼も英語が美味いが、とても気取った話し方。
あとで彼女と私と三人で話したが、話はあまり面白くなかった。
その点ポル・ロジェのオーナーは気さくだったが、若い女性ばかり選んでシャンパーニュを注いで回っていたので、彼女はともかく私の評価は良くない。
彼女と過ごす、銀座の『アルジェントASO』での楽しいクリスマス・パーティは、まだまだ続きます。