南平台の隠れ家イタリアン、『アンジェパティオ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
以前は毎月のように通った店だが、私の海外留学等のため二年余りぶりの訪問となった。
このお店のダイニングルームには、何時も見上げるような大きな生花が飾られている。
スパークリング、白ワインを飲んだ後は、赤ワインのボトルを抜栓。
イタリア、トスカーナのテヌータ・デル・オルネッライアが造る、レ・ヴォルテ・デル・オルネッライア、2014年。
イタリアを代表するワイン、オルネッライアのサード・ワインである。
レ・ヴォルテを飲むのは本当に久し振り。
強いボディを持ちながら洗練された、素晴らしいバランスのワインだ。
オルネッライアに使用したバリックで10ヶ月熟成されている。
セパージュは、メルロー50%、サンジョヴェーゼ30%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%。
プリモは、鴨モモ肉と長芋のトマトソース、キタッラ。
しっかりとした味付けと食感なので、レ・ヴォルテにも良く合う。
ペッシェは、真鯛のソテー、ワタリガニとパプリカのソース。
大きな真鯛だったようで、肉が厚く美味い。
カルネは、牛ハラミのタリアータ、ポルトソース。
焼き加減は綺麗なレア。
タリアータといっても、厚切りでジューシー。
ディジェスティフは、ブルドックを注文。
ウォッカをグレープフルーツジュースで割ったカクテル。
ドルチェはワゴンから選ぶ。
う~ん、どれも美味しそう。
ケーキ類を5種類選択。
一切れが結構大きい。
そして、マチェドニア。
素敵なグラスに入れて供される。
そうだった、ここのコーヒーカップはハートの形をしていた。
これを見るたびに、何故か映画「バードケージ」を連想する。
「Mr.レディ Mr.マダム」のハリウッド版リメイクの映画だが、主演がロビン・ウイリアムズとジーン・ハックマンという名優揃いで面白かった。
久し振りの南平台の隠れ家イタリアン、『アンジェパティオ』で彼女と過ごす素敵な夜でした。