ウォーキングをしていて、一面黄色い花に覆われた場所を見付けた。
一見するとタンポポの花だが、タンポポは地面に張り付くように花茎が短い。
ところがこの花は、30~40センチくらいの高さに花が咲いているのだ。
そうか、これがタンポポモドキとも呼ばれる、ブタナなのか。
花茎が長いことを除けば、花も、総苞もタンポポそっくり。
葉も形はそっくりだが、少し厚みがあって表面に毛が生えている。
ブタナもタンポポと同じく、キク科の植物なのだそうだ。
ブタナを観察していると、他にも小さな花を見付けた。
大きさは1cmにも満たないが、見れば見るほど可憐な花だ。
速足でウォーキングをしていると、目を止めることもなかった。
ムラサキツメクサも咲いている。
花言葉は、勤勉、実直。
派手な花だと思うが、何故こんな真面目な花言葉になったのか不思議。
話は変わるが、今年もミニトマトの苗を二株購入した。
ベランダ栽培なので、低木性の株を選んだ。
幹も太く、昨年の株よりも丈夫そうだ。
まだ10数センチの高さしかないのに、もう花芽が付いている。
ミニトマトはベランダでも栽培しやすく、次々と花が咲き、次々と実が成る。
花は一度に咲くのではなく、下部から上部に順番に咲いていくので、毎日新鮮なトマトを朝食に食べることができるのが嬉しい。
ついでに、赤唐辛子(鷹の爪)も1株植えてみた。
さて、実が成るかどうか自信はないが、挑戦してみよう。
さらについでに、ピーマンの株も植えてみた。
見た目は赤唐辛子もピーマンも全く同じで、その内どっちがどっちかわからなくなると思う。
実が成って初めてわかるというのも面白い。
今夜は久し振りにボルドーの赤ワインを抜栓。
シャトー・ル・リモンサック、ブライ・コート・ド・ボルドー、2015年。
1905年からワイン造りを始めた家族経営の小さなシャトーで、現当主は5代目。
ブライ・コート・ド・ボルドーはジロンド川右岸の生産地で、メルロー主体の、シルキーなタンニンと黒果実の香りを持つワインが生産されている。
小規模な生産者が多く知名度が低いため、左岸に較べて価格が安いのが嬉しい。
このワイン、ジルベール&ガイヤール・インターナショナル・コンクールで金賞を受賞している。
ワインに特化したマルチメディア・グループのジルベール&ガイヤールの評価には信頼感がある。
色合いは少し紫を含んだガーネット。
口に含むと、まさに上質の右岸ワイン。
ブラックベリー、ラズベリー、プルーン、カシス、そしてオークやバニラのニュアンス。
タンニンは滑らかで、酸が活き活きとしている。
後味には、果実の甘みと苦み。
2015年はとても良いヴィンテージだ。
セパージュは、メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%。
ボルドーの良質の右岸ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。