『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
アンリ・ジローのシャンパーニュ、アルフォンス・メロのシャルドネを飲んだあとは、ブルゴーニュの赤。
マルク・アレクサンドレが造る、サントネイ、プルミエ・クリュ、クロ・ルソー、2001年。
1級畑、クロ・ルソーのピノ・ノワールの平均樹齢は30年。
そして2001年は良いヴィンテージ。
透明感のあるルビー色。
まだ退色は無い。
ブラックベリーやラズベリーの香り。
充分なタンニンを持ち、飲み進むうちにバラやスミレのニュアンス。
熟成はオーク樽で12ヶ月とのこと。
ピノ・ノワールを抜栓したので、暖かい料理を食べることにする。
ナトスの、ほうれん草とベーコンとチーズのキッシュ。
ルームサービスに頼んで温めてもらった。
アジアン・サラダの柔らかロースの黒酢酢豚。
これは初めて買ったが、とても美味い。
これもアジアン・サラダのソフトシェルクラブ、シンガポール・チリソース。
このソフトシェルクラブ、とても大きいが柔らかくて美味。
そして何と言っても素晴らしいのは、柿安ダイニングのローストビーフ。
デパ地下では柿安のローストビーフが抜群に美味い。
切り方が厚いので、噛んだ時に牛肉の旨味が口いっぱいに広がるのだ。
ワインを飲み干すと、デザートの時間。
最近私の体重が増え気味なので、クレープもハーゲンダッツも禁止にしている。
従って、今夜はヴィタメールのケーキだけ。
左がヴァルール・ショコラ・アリバ、右がショコラ・サンバ、手前がシュートリュフ・ショコラ。
ヴィタメールのチョコレートを使ったケーキは美味しくて好きだ。
食後は映画の時間。
今回の部屋のTVはとても大きい。
ベッドに横になって映画を観ても、迫力がありそうだ。
食べて飲み始めた時は明るかったが、窓の外は既に夜の帳に覆われている。
一夜明けた朝。
空は少し曇っている。
昨夜飲んだワイン達。
昨夜もちょっと飲み過ぎたようで、彼女はまだ夢の中。
先にシャワーを浴びてから起こすことにしよう。
どのコルクも状態が良かった。
これは持ち帰り、観葉植物の保湿剤として活用しよう。
アンリ・ジローのミュズレは幾つもあるが、一応コレクションに加えておこう。
『メトロポリタン東京』で彼女と過ごす楽しい一日でした。