アメブロでお付き合いさせていただいている方々から、オフ会のお誘い。
喜んでご一緒させていただくこととし、お店は神楽坂で私がセット。
素晴らしいお天気の土曜日。
まずはちぃさんと待ち合わせ、神楽坂をご案内。
ちぃさんが神楽坂をあまりご存知でないとのことなので、一通り散策することにしたのだ。
神楽坂上交差点近くの新大久保通りで落ち合うと、神楽坂通り(早稲田通り)へ。
坂上の旗は柿色で、坂下は小豆色なのですよ、などど説明しながら坂を上る。
植田まさしさんの4コマ漫画、こぼちゃんの像。
季節毎に変わる服が可愛い。
さらに坂を上り、音楽之友社ホール前に出る。
「ここが先日、楓さんの記事に出ていた場所ですよ」と私。
そして赤城神社に向かう。
今日は”あかぎマルシェ”が開催されていて、参道には出店がいっぱい。
「赤城神社のご祭神は磐筒雄命(いわつつおのみこと)と赤城姫命(あかぎひめのみこと)なのですよ。赤城姫命は女性の願いを叶えてくれるといわれています」と説明。
本殿前には、袴姿で帯刀した人たちが。
「この本殿は2010年に竣工し、右側のビルは65年後に取り壊して跡地を森に戻す計画なのです」と私。
記念撮影の様子を見ると、新選組、天然理心流、無外流などののぼり。
赤城神社を出ると、裏道を通り、焼き鳥の『ルージュ』、吉岡パティシエのお店『アトリエ・コータ』を見ながら神楽坂通りに戻り、坂を下る。
神楽坂上交差点を過ぎると、旗の色が小豆色に変わる。
神楽坂通りを左折し、更に寺内公園方向へ右折。
ROJI神楽坂には大好きなモダンシノワのお店、『エンジン』。
このビルには、他にもユニークなお店が入っている。
更に石畳の路地を進み、この人一人がやっと歩ける路地を抜け、再び神楽坂通りに出る。
通りに出ると、目の前には毘沙門天。
改装を終え、一層色鮮やかになっている。
正式名は、善國寺、日蓮宗の寺である。
毘沙門天は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻にこの世に現れたことから、石寅が本殿の左右に鎮座している。
この毘沙門天は山の手七福神の一つとして信仰を集めている。
何時もは前を通り過ぎるだけなので、私自身こんなに丁寧にお参りするのは初めて。
毘沙門天を出ると、見番横丁へ。
芸者衆の手配や稽古を行う見番が沿道にあることから付けられた名前。
そしてここは熱海湯階段。
左にはうどんすきの『鳥茶屋別亭』、右にはスパニッシュの『エスタシオン』があり、どちらも好きな店だ。
見番横丁から神楽坂通りに戻り、道を横切って神楽坂仲通りに入る。
フレンチの『クロ・モンマルトル』、『ル・コキヤージュ』を紹介。
さらに歩を進め、かくれんぼ横丁へ。
ここの石畳が一番美しく残っている。
ここは和室で箸で食べるフレンチのお店、『かみくら』。
本多横丁に出て、ポコさんのリヨン料理のお店、『ルグドゥノム・ブション・リヨネ』の前まで歩く。
そして今度は芸者新道に入り、神楽坂仲通りに戻る。
途中にあるのは、ブルターニュ料理の『ル・ブルターニュ・バー・ア・シードル・レストラン』。
急いで神楽坂通りに出て、みんみんさんと合流。
みんみんさんとは初めましてで、ちぃさんに引き合わせてもらった。
みんみんさんとはゼロ次会をしようということにしていた。
三人で向かったのは、神楽坂上にある『ドルチェ・ヴィータ』。
色々な方のブログにもよく登場するイタリア食材のお店である。
ワイン・コーナーには、試飲用のワインがいっぱい。
ワイン売り場の奥にはワイン角打ち。
暑い一日だったので、なみなみスパークリングで喉を潤す。
抜栓して出されたワインは、カンパーニャ州のスプマンテ、オーロ・デル・マルケーゼで、ぶどうはファランギーナ。
なみなみワインは、表面張力で液面が盛り上がるまで注いでくれる。
だいたい4杯でボトル1本空いてしまう。
まずコップに唇を持って行き、一口啜ってから乾杯。
冷えたスプマンテが美味い。
おつまみは、目の前に並べられた数種のピッツァからベジタブルを選び、温めて三つにカットしてもらった。
待ち合わせ時間までもう少し余裕があったので、もう一軒ゼロ次会に行くことに。
毘沙門天前の小路を入り、古民家の居酒屋に向かう。
ここが、『酒ト壽』。
先程前を通った時は客は2~3人しか居なかったが、1時間後には一階は既に満席。
二階に上がり、急いで日本酒を注文。
お通しは、車海老。
活き海老なので、尾びれがピクピク動いている。
酒は、陸奥八仙。
青森県八戸市にある八戸酒造が醸す酒。
1775年創業で、現当主は8代目という老舗。
再び三人で乾杯。
一合なので、お猪口一杯ずつで酒は無くなってしまった。
酒のアテは、鯵のなめろう。
これが美味い。
次回はここでゆっくり飲みたいということで、三人の意見が一致。
おっと、本会の待ち合わせ時間に遅れそうだ。
慌てて急な階段を下り、路地を巡って本会会場に向かう。
神楽坂のオフ会の様子は、また明日。