暑い夏はシャンパーニュが美味い。
そこで友人達と、北品川の『東京マリオットホテル』にシャンパーニュを飲みに行くことにした。
この企画はブログでお付き合いのあるredfoxさんに教えていただいたもので、今月のシャンパーニュは大好きな銘柄なので行くことにした。
品川駅からの送迎バスでホテルに着くと、ホテルのエントランスをくぐるのは多くの素敵な女性達。
何事かと思ったら、皆さんの目的は私達と同じく、ホテルのラウンジ、『ラウンジ&ダイニング G』でのシャンパーニュ・フリーフロー。
広々としたラウンジの空間が、女性の華やいだ声で満たされていく。
何を隠そう私達のグループも私を除けば全員素敵な女性ばかり。
何故各人の前にローソクが置かれるのかと思ったら、おしぼり。
早速シャンパーニュで乾杯。
今夜のメンバーは、きゅーさん、Jellyさん、茶目子さん、ユックさん、りりかさん、そして私。
飲んでいるシャンパーニュは、大好きな銘柄、ビルカール・サルモン、エクストラ・ブリュット。
1818年創業の家族経営のメゾンで、現当主は五代目。
場所はモンターニュ・ド・ランスのマレイユ・シュル・アイ村で、あのアイ村のお隣。
セパージュは、ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール35%、シャルドネ25%。
ピノ・ノワールは樽熟成され、瓶内熟成期間は40ヶ月ととても長い。
エクストラ・ブリュットなので、もちろんノン・ドサージュである。
今まで何度も飲んでいるが、ミュズレは何時も回収忘れ。
今夜はしっかり持ち帰り、コレクションに加えておこう。
アミューズは涼しげでシャンパーニュに良く合う。
さすがマリオット、女性の心を鷲掴みするお料理。
上段には前菜。
下段には魚料理。
オーストラリア産アワビとパプリカのムース。
イワシのスモークオイルマリネ。
夏野菜の冷製カポナータとイベリコ生ハム。
トリュフフレンチフライ。
太刀魚のポワレ、マリオットバターの炙り。
トウモロコシのグリル。
そしてメインは、ラムチョップグリル。
ラムチョップは美味しいが、何時もはこの数倍の量を食べているので、だいぶ物足りない。
肉料理に合わせ、何人かの方は赤ワインをリクエスト。
チリのクレアシオン、カベルネ・ソーヴィニヨン、2017年。
でも私は、大好きなビルカール・サルモン、エクストラ・ブリュットを飲み続ける。
グラス半分以下に減ると、すぐになみなみと注ぎ足してくれるのが嬉しい。
ここで、お誕生日が近いJellyさんへのサプライズでのお祝いプレート。
Jellyさん、お誕生日おめでとうございます!
気が付けば、外は夜の帳に覆われ、ステージではハワイアンの生演奏。
お話しが楽し過ぎて、あっという間の二時間余りでした。
品川に戻ると、勢いで二次会へ。
皆さんをご案内したのは、『グランドセントラル・オイスターバー』。
N.Y.のグランドセントラル・ステーションにある伝説的なオイスターバーの東京店。
N.Y.のお店は好きで、10回以上は訪れている。
この天井の感じも、N.Y.のお店の雰囲気をよく再現している。
品川が一号店で、丸の内に二号店があった。
丸の内店には頻繁に通っていたが、ウルフギャング・ステーキハウスに代わってしまい、今はこの品川店しかない。
皆さん『東京マリオット』で大量に飲んできているが、白ワインで乾杯。
記憶は無くても写真はしっかり撮っている。
オーストラリアのスリー・ピラーズ、ザ・グルメ、シャルドネ、2017年。
裏のエチケットも写しているので、ワインの説明を読むことが出来る。
スリー・ピラーズ=三本の柱とは、人生を楽しむための三本柱は、”food”、”wine”、”music”ということなのだそうだ。
味の記憶も無いが、「桃、グレープフルーツ、洋梨のフレッシュな香りを持ち、ハニーサックルやジャスミンのフローラル・アロマと調和している」と書かれている。
アルコール度数は、危険なことに13.5%とちょっと高め。
写真を見ると、フライドポテトとフレッシュ・オイスターを食べたようだ。
記憶は定かではないが、皆さんと楽しくお話しし、駅でお別れしたようだ。
皆さん、楽しい時間をご一緒させていただき、ありがとうございました。
問題は帰り道。
はっと気が付くと、居るはずのない駅に居る自分を発見。
品川駅からここまでは、どこかで乗り換えないと来られない。
幸いなことに終電には間に合い無事帰宅することができたが、今も不思議な遠回りでした。