『マルゴ』でランチとワインを楽しんだあとは、丸の内美術品巡り。
まずはブリックスクエア内の彫刻を鑑賞。
ブリックスクエアの真ん中に置かれているのが、この裸婦像。
イタリアのエミリオ・グレコの作品、「うずくまる女 No.3」、1971年。
林の中にももう一つの作品。
イギリスのバーナード・メドウズの作品、「恋人たち」、1981年。
何とか理解の糸口を探るのだが、凡庸な私には無理のようだ。
ブリックスクエアから丸の内仲通りに出たところにあるのが、イタリアのジュリアーノ・ヴァンジの作品、「追憶」、2004年。
この表現はわかりやすくてほっとする。
丸の内仲通りは歩行者天国になっているが、平日の日差しが強い午後にここを歩く人はまばら。
暑いので、丸の内マイプラザにも寄って重要文化財の建物や、私が好きなセンチュリーコートを見学。
再び表に出ると、丸の内仲通りの散策を継続。
一目見れば誰の作品かわかってしまう。
草間彌生の、「われは南瓜」、2013年。
あまり可愛くない熊も立っている。
三沢厚彦の、「Animal2015-08B」、2015年。
このホワイト・タイガーはとても大きい。
これも三沢厚彦の、「Animal2012-o1B」、2015年。
2012と言う名前なのに、何故製作年が2015年なのだろうと思う。
あまりに暑いので、この像の目の前の丸ビルに飛び込む。
丸ビルから地下街を抜け、東京駅丸の内駅舎北口に出る。
東京ステーションギャラリーを観に行ったが、面白そうな企画ではなかったので、駅舎ドームを鑑賞し、丸の内側に出る。
東京駅丸の内駅舎中央。
辰野金吾設計の原型に修復された駅舎は本当に美しい。
工事が続いていた丸の内駅前広場がようやく完成し、行幸通りから皇居に一直線で繋がった。
あまりに暑いので、東京ステーションホテルに避難。
ホテル内の二階の回廊は南口ドームの周囲を巡っており、南口コンコースを見下ろすことが出来る。
ここには丸の内駅舎の模型が展示されているので、これを茶目子さんに見てもらいたかったのだ。
東京ステーションホテルを出ると、KITTE(JPタワー)に入る。
次の予定まで時間があるので休む場所を探していたところ、B1に面白いお店、『東京から揚げバル』を発見。
まだ午後の早い時間なので空いているが、私達が滞在していた30分間で、カウンターやテーブルの半分近くが埋まってしまった。
ちょい飲みにはとても面白そうなメニューが揃っている。
ハイボール、枝豆、から揚げ三個がセットになった”ちょい飲みセット”と、レモンハイボールを注文し、茶目子さんと乾杯。
枝豆。
から揚げ。
メニューには三個となっていたが、お店の人が気を利かせ、二人で食べやすいように四個揚げてくれた。
ここで茶目子さんが面白いことを発見。
ハイボールよりレモンハイボールの方が価格が高いのだが、カウンター上にはから揚げ用にカットレモンがいっぱい置かれているのだ。
街歩きで喉が渇いたため、最初の一杯は瞬殺。
二杯目はハイボールを二個注文し、から揚げ用のカットレモンを絞り込んでレモンハイボールにして乾杯。
元気を取り戻したところで、次の予定に移動することにする。
丸の内美術散歩は続きます。