今夜は彼女と銀座のイタリアン、『アルジェントASAMI』で待ち合わせ。
ZOE銀座は9階建て。
この8階と9階を占めているのが、『アルジェントASAMI』。
レセプションは8階にある。
8階で止まったエレベーターから見ると、有楽町のビル群が視界を遮っている。
エレベーターホールに出ると、生花と『アルジェントASAMI』のサインが迎えてくれる。
レセプションで篠﨑支配人に迎えられ、バーコーナーで彼女の到着を待つ。
ここは今年の春に大きく改装され、この壁の向こう側には豪華な個室が並んでいる。
彼女が到着し、9階のメインダイニングに内階段で上る。
先客がいらっしゃるので、天井のシャンデリアのみを撮影。
さて、今夜の浅見シェフの料理が楽しみだ。
最初のワインはシャンパーニュ。
ドゥラモット、ブラン・ド・ブラン、ブリュット、プール・ヒラマツ。
シャンパーニュの名門、ドゥラモットが『ひらまつ』のために作るスペシャルなキュヴェ。
ドゥラモットは、1760年創業で、グラン・クリュのシャルドネの聖地、ル・メニル・シュール・オジェ村に本拠地を構えている。
サロンの姉妹メゾンとしても有名。
すっきりとした切れ味を持ち、深い熟成感と綺麗な酸のバランスが素晴らしい。
コート・デ・ブランのグラン・クリュのシャルドネを50%用い、最低でも4年間、澱と共に熟成されている。
濃厚なガスパチョ、様々な旬菜と間八のマリナート。
色合いが美しく、とても可愛い一皿。
中には鹿児島県産間八がたっぷり入っている。
何時ものパン。
焼き立てのパンは美味い。
そしてお供は、いつものホイップバター。
白ワインは、彼女が好きな銘柄。
クロ・デ・リュンヌ、キュヴェ・リュンヌ・ダルジャン、2012年。
グラーヴ地区のトップ・シャトー、ドメーヌ・ド・シュヴァリエがソーテルヌで造る辛口の白。
爽やかなグレープフルーツやカリンの香り。
熟した洋梨やトロピカルフルーツのニュアンス。
酸味が爽やかで、ハーブのヒントも。
このワインは何度も飲んでいるが、かなり美味い。
セパージュは、セミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。
イタリア産唐墨のタリオリーニ、博多長茄子と大葉の香り。
器の縁には、イカ墨のソース。
パスタに泡を使うとは面白い。
それにしても今夜のパスタは量が多い。
食べ始めて驚く。
タリオリーニの下からイカがごろごろ出てきたのだ。
カラスミとも良く合って美味い。
ここのカトラリーは、クリストフル。
今年三月に『アルジェントASO』から『アルジェントASAMI』に変わった時にカトラリーも新調されたので、まだ光り輝いている。
銀座のお洒落なイタリアン、『アルジェントASAMI』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。