明治神宮前のフレンチ、『ケイスケ・マツシマ』で開催された”ボンジュール・フランス、ディネ・グルマン”の会で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
素材を活かす料理作り、南仏ニースでのレストランの楽しみ方など、松嶋啓介シェフの話はとても興味深く、思わず引き込まれてしまう。
ニースに行く機会があれば是非『KEISUKE MATSUSHIMA』に寄りたいとの思いが強くなる。
ニース風サラダ2019年ヴァージョン。
え、これがサラダ・・・。
野菜の下には、マグロ。
タプナードソースとも良く合ってとても美味い。
南仏の風がさっと吹いたような気がする。
パンは二種。
温かい内にと思い、どんどん食べてしまう。
二種類目のロゼが注がれる。
エスタンドンのソルスティス、コート・ド・プロヴァンス、2016年。
エスタンドンは、プロヴァンスのロゼ・ワイン専門輸入会社、ロゼレガンスの日本独占販売品。
最初に飲んだアンソランスは爽快な飲み口だったが、このソルスティスはしっかりとした果実味をもつボディ。
ソルスティスとは至点という意味で、太陽が赤道から最も遠くなる夏至点と冬至点のこと。
魚料理は、ブイヤベース。
南仏を代表する料理だ。
ソースが濃厚で素晴らしく美味い。
魚は、鯛。
仔羊の腿肉が焼きあがった。
ハーブの香りが心地良い。
ロゼレガンスの三種類目のロゼ。
エスタンドン、レジャンド、コート・ド・プロヴァンス、2015年。
プロヴァンスのロゼと言えば、アンジーとブラピが保有するミラヴァルが有名。
このレジャンドは、ボトルの形がミラヴァルと同じだ。
飲んでみて驚いた。
素晴らしい果実味と熟成感。
ブラインドで飲むと、ブルゴーニュの良質の白ワインと思ってしまう。
まさにレジャンド=伝説と呼ぶに相応しいロゼだ。
先程の仔羊の腿肉が切り分けられて出された。
ハーブ風味のシストロン産仔羊の腿肉のロースト、ミックスサラダ添え。
食欲を掻き立てる焼き色。
ジューシーでとても美味い。
レジャンドが美味しいので、どんどんグラスを重ねる。
新しいボトルをテーブルに置いてもらい、記念撮影。
淡いロゼなので、光の投影も美しい。
明治神宮前のフレンチ、『ケイスケ・マツシマ』で彼女と過ごす”ボンジュール・フランス”の会の夜は続きます。