先日のこと、茶目子さんとお昼に渋谷で待ち合わせ。
浅草開化楼のカラスの低加水パスタフレスカを食べに、サローネ・グループのイタリアン、『バカリ・ダ・ポルタ・ポルテーゼ』に茶目子さんをお連れしようと思っていたが、しばらく行かないうちに閉店してしまっていた。
そこで向かった先は、2018年4月28日にロスから上陸した日本一号店の『ファットバ-ガー』。
1952年にロスで創業し、世界20か国に200以上の店舗を展開している人気のハンバーガー・チェーンである。
お店の前でメニューをチェック。
どれも美味しそうだが、あとのスケジュールを考えると、食べ過ぎないようにしようということに。
ランチ時間を過ぎた平日なので、店内は比較的空いている。
写真の外の左側にキャッシャー、写真内の左側が厨房、右側がドリンクバー。
ハンバーガーが出来あがるまでは、生ビール、アサヒエクストラゴールドの時間。
茶目子さんと乾杯。
呼び出しブザーが鳴り、ハンバーガーを受け取る。
茶目子さんが注文したのは、チリチーズバーガーとファットポテト。
私のは、オリジナルバーガーと自家製オニオンリング。
ここのナイフとフォークは環境に配慮し、木製。
フォークは平板ではなく、ちゃんと湾曲している。
パテは牛の赤身肉のみを使用し、コレステロールゼロの油で焼かれている。
食後は冷えたテキーラショット。
ホセ・クエルボのクエルボ・エスペシャル・ゴールド。
2ヶ月以上の樽熟成を経たレポサド。
テキーラで乾杯。
食後のスピリッツは美味い。
『ファットバ-ガー』を出て向かった先は、円山町のユーロスペース。
館内に入ると、丁度「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」の予告編をやっていた。
6月8日封切で、シネスイッチ銀座で観ることができる。
今まさに東京はクリムト・ブーム。
東京都美術館では、「クリムト展 ウィーンと日本 1900」を4月23日から7月10日まで開催中。
国立新美術館では、「ウィーンモダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が4月24日から8月5日まで開催中である。
観た映画は、インドネシア作品の「マルリナの明日」。
原題(英訳)は、「Marlina the Murderer in four Acys」、和訳すると「殺人者マルリナの四幕」。
痛快な”ナシゴレン・ウェスタン”、”闘うヒロイン”との謳い文句で、観たくなったのだ。
強盗団に襲われ、家畜を全て奪われる。
さらにセックスを強要され、その最中に復讐。
首を切り落とすというのは、インドネシアではよくあることなのだろうか。
亡くなったご主人のミイラと一緒に暮らしているのも異様。
どうやらこれも現地の風習のようで、マルリナが異常者という訳ではないようだ。
左手に山刀を持ち、右手には殺した強盗の生首をぶら下げている。
宣伝文句を信じる必要はないが、全く別の意味で興味深い映画でした。
映画は何時もTOHOの音響効果が良くふかふかのソファー席で観ているので、このミニシアターが新鮮に感じる。
ユーロスペースを出ると、茶目子さんが予約してくれたお店に向かう。
ユーロスペースがある円山町には、ファッションホ〇ルが立ち並ぶ。
大学前期の教養学部時代は駒場がキャンパスだった。
渋谷に食事に行く時は円山町を歩いて抜けていたので、勝手知ったる街だ。
このホ〇ルには、何故かアヒルの人形がいっぱい置かれている。
こんなところでとは思ったが、可愛いので思わず撮影。
円山町を足早に抜け、道玄坂を渡り、目的のお店に向かう。
渋谷での楽しい午後は続きます。