盛夏の間はウォーキングを控えていたが、9月になり再開。
久し振りに、遠くにある海浜公園に車を飛ばし、ちいさい秋を探すことにした。
7kmのウォーキングのあとは、毎年この季節に訪れている場所に向かう。
この植物の穂がでているかどうか見たかったのだ。
ススキに似ているが、ススキではない。
パンパスグラスというイネ科シロガネヨシ属の植物。
ススキはイネ科ススキ属。
高さは3mくらいもあり、紫の豊かな穂がとてもゴージャス。
こちらは白い穂のパンパスグラス。
パンパスグラスは南米やニュージーランド原産。
寒さにあまり強くないので、日本では暖かな地域に多く見られる。
白の穂も大振りだが、やはり紫の方が見栄えが良い。
もうドングリが落ちている。
でも落ちているのはまだ小振り。
そして柿の実も大きくなっている。
ただ、昨年は鈴生りだったのに、今年は実の数が随分少ない。
ウォーキングで見付けた、ちいさい秋でした。
今夜はイタリアの赤ワインを抜栓。
ヴィッラ・アルビオーニ、キャンティ、2016年。
造り手は、カステラーニ。
1903年創業なので、トスカーナでは古くは無いが、そこそこの老舗。
カステラーニは、カステラーニ家が所有する家族経営のワイナリーで、トスカ―ナ沿岸部に200ha以上のぶどう畑を保有する、トスカーナの有力な造り手。
DOCGワインであることを示すタグが張られている。
色合いは薄めのルビー色。
最初口に含んだ時には果実味は薄く、強い酸味を感じた。
時間が経ち温度が少し上がってくると、酸味が収まり、果実香と熟成感が顔をのぞかせる。
食事に合わせて美味しいミディアムボディだ。
セパージュは、サンジョヴェーゼ85%、カナイオーロ10%、チリエジョーロ5%。
イタリアの気軽な赤を楽しんだ、今夜のお家ワインでした。