ちょっと間が開きましたが、久し振りのウィーンの旅の続き。
この記事の続きです。
ウィーン訪問は今回で13回目、でも王宮礼拝堂での日曜日の朝のミサに参列したのは初めて。
ウィーン少年合唱団の天使の歌声に感激した後は、ランチに向かう。
朝、王宮に入ったのとは反対側の出入り口から外に出ると、左手には新王宮。
右手にはオイゲン公騎馬像。
フランス生まれの貴族だがハプスブルク家に仕え、オスマントルコとの戦争で多くの戦功を挙げた軍人。
ベルヴェデーレ宮殿は、オイゲン公が夏の離宮として造営したもの。
その奥に見えているのは、カール大帝騎馬像。
振り向くと、先ほどまで居た王宮が見える。
正面にはブルク門。
ブルク門を出てリンクを渡ると、右手には自然史博物館。
左手には美術史博物館。
左右の博物館の間には、マリア・テレジア像。
ベルヴェデーレ宮殿は、オイゲン公の没後、マリア・テレジアが購入している。
ミュージアム・クォーター前を右手に進み、フォルクス劇場の角を左折する。
しばらく直進し、左折して石畳の路地に入る。
路地の奥の右手に目的のお店、『アマーリングバイスル』が見えてきた。
店の入り口を入り奥に進むと、中庭に出る。
ここでは室内ではなく、中庭で食事をするのが好きだ。
彼女が陽に焼けたくないというので、中庭の一番奥、日陰にあるテーブルにつく。
今日のランチのお勧めは壁の黒板に書かれている。
ワインは冷えた白を選ぶ。
フォルスパンホフ・マイヤーのヌスバイム、グリューナー・フェルトリーナー、2018年。
爽やかな酸味を持つ辛口の白が暑い日には美味い。
料理の前に、ソルト、ペッパー、カトラリー、ナプキンが届く。
お隣のカップルは何だか良い感じ。
最初はサラダ。
量が半端ない。
中にはたっぷりのチキン。
これだけでお腹がいっぱいになってしまいそうだ。
メインは一品だけにして正解。
ミートローフもヴォリューム満点。
ミートローフはドイツ語圏の伝統料理。
肉の中に卵が埋め込まれている。
ライスと合わせて食べるととても美味い。
中庭は緑の蔦で覆われているが、一部だけ綺麗に四角い穴が開いている。
日陰は涼しいが、外に出ると暑そうだ。
『アマーリングバイスル』で満腹になり、ほろ酔い加減の二人は店を出ると、絵画鑑賞に向かいます。