キダチアロエが開花した。
10本の花芽の内、まずは4本が開花。
キダチアロエの開花時期は、12月~3月。
幹の太さが2.5cm、高さが50cm以上の大株になると花芽を付けやすくなる。
南ア原産の植物だが、「医者いらず」として日本ですっかり定着している。
私も毎朝のサラダに大きな葉を一枚、皮を剥いて刻んで入れている。
アロエはどこにでもある植物だと思っていたが、何とワシントン条約附属書Ⅱに掲載されていて、輸出入が規制されているのだ。
附属書Ⅱとは、”現在は必ずしも絶滅の恐れはないが、規制しなければ絶滅のおそれがあるもの”と定義されている。
キダチアロイの花言葉は、「健康」、「万能」、一方で英語の花言葉は「苦痛」、「悲嘆」と正反対。
日本では薬効が評価され、欧米では棘や苦味の印象が強いようだ。
今夜はボルドーの赤を抜栓。
シャトー・ブレイニャン、クリュ・ブルジョワ、メドック、2013年。
1700年代に歴史を遡ることができる、由緒あるシャトー。
現在はボルドーの大手ネゴシアン、コーディアの傘下に入っている。
コルクは品質が良く、香りにも問題はない。
色合いは思った以上に濃いガーネット。
果実味も充分にあり、カシス、プルーン、ブラックベリー、そして樽由来のバニラのニュアンス。
タンニンも充分にあり、強いが飲み飽きしないボディ。
セパージュはヴィンテージによって異なるが、2013VTは、カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー40%。
ぶどうは平均樹齢30年で、18ヶ月間オーク樽で熟成されている。
美味いメドックを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。