奥渋のニュージーランド(以下、NZ)料理の名店、『ニュージー・プラットフォーム』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
食べているのは、このお店の自慢料理、フィッシュ&チップス。
そして合わせるワインは、プレミアム・ワイナリーとして人気のインヴィーヴォがNZ南島の北端、マールボロで造る、マナ、ソーヴィニヨン・ブラン、2019年。
友人の檀原さんが代表を務めるサザンクロスが輸入するワイン。
グレープフルーツのフレッシュな香り、パッションフルーツやライチの果実のニュアンス。
酸も充分にあるので、爽やかな飲み口。
NZ産ラムチョップのグリルと、NZ産スプリングラムの串焼き。
おや、メニューではラムチョップだけだったが、箸本さんが串焼きをプレゼントしてくれた。
NZ産のラムは美味い。
合わせるワインは、クーパーズ・クリークが北島のイースト・コーストで造る、ローン・カウリ、メルロー・マルベック、2012年。
熟したブラックベリーやプラムのニュアンス。
8年の熟成を経て、滑らかで柔らかなタンニン。
ラムに良く合って美味い。
セパージュはメルロー85%、マルベック15%。
NZ産牧草牛のミート&チーズパイ。
これは彼女の好物なので、予約時にコースに入れるように頼んでおいた。
焼きたての熱々のパイが美味い。
パイのお供には、再びスパークリング・ワイン。
インヴィーヴォがマールボロで造る、スパークリング・ワイン、ソーヴィニヨン・ブラン。
デザートは、NZ産チーズのチーズケーキ。
チーズケーキのお供もスパークリング・ワイン。
「今夜のお料理も美味しかったわ。ありがとう」と彼女。
「オーナーの箸本さんが色々気を遣ってくれたので、お礼を言って帰ることにしよう」と私。
コーヒーの量がたっぷりなのが嬉しい。
TVモニターでは、昨年のラグビー・ワールドカップのオール・ブラックスの全試合が上映されている。
帰る前に、四階の化粧室を利用。
四階にはルーフトップバルコニーがあり、夏にはここで食事をすることもできる。
店を出ると、渋谷に向かってのんびり散策。
途中、コンビニで彼女の朝食用のサラダを幾つか購入。
渋谷にも高層ビルが立ち並ぶようになり、景色が変わった。
これからも再開発事業は続き、慣れ親しんだ東急東横店も取り壊されることになっている。
彼女と過ごす渋谷の夜は素敵に更けていきました。