6月下旬の休日の昼下がり、以前から行きたかったお店を始めとして、御徒町でハシゴ酒を楽しむことにした。
メンバーは、ちぃさん、茶目子さん、そして私。
考えてみると、この三人での”トライアングル会”は久し振り。
最初のお店は、茶目子さんが予約してくれた『羊香味坊(ヤンシャンアジボウ)』。
ここは羊肉中華料理の専門店。
まずは生ビールで乾杯。
さて、何を注文するか、お勧めメニューをチェック。
色々な所に料理名が貼り出されていて、どれも美味しそうだ。
最初の料理は、よだれラム。
これは最初の品から美味しそう。
老虎菜、青唐辛子とパクチーときゅうりのサラダ。
両方を取り分け、よだれラムのピリ辛ソースをたっぷりつけて食べると美味い。
お酒は冷蔵庫を覗いて自分で選ぶことが出来る。
自然派ワインが揃っているのは驚き。
赤ワインで乾杯。
ワイングラスではないが、この料理にはこのグラスの方が合う気がする。
赤ワインもビールと同じ冷蔵庫に入れられているので、キンキンに冷え冷え。
選んだワインは、スペイン、ムルシア州のボデガス・セロンが造る、エル・ティエンポ・ケ・ノス・ウネ、メルロー、D.O.フミーリヤ、2013年。
ムルシア州はスペイン南部の地中海に面した小さな州。
この州のワインを飲むのは初めて。
ボデガス・セロンは1895年創業で、1995年にはスペインで最初のオーガニック認証を受けている。
”エル・ティエンポ・ケ・ノス・ウネ”とは、”我々をつなぐ時間(とき)”という意味。
ぶどうはメルロー100%で、栽培はもちろんオーガニック。
ラムフレンチチョップ。
臭みが全く無く、ジューシーで美味い。
このお店ならラムが苦手と言う方でも大丈夫だ。
壁にはお薦めと思われる料理がずらりと貼り出されている。
その中から選んだのは、香辣小炒羊肉(ラム肉の香辣炒め)。
三つの皿に取り分けるが、結構な量がある。
ラムを使った中華料理がこんなに美味しいとは、新たな発見。
ラムすじ串。
香辛料がたっぷりついている。
一皿二本なので、二皿注文。
四本目の串は肉を外し、三人に分ける。
気になっていた、”今日のおすすめ料理”と””新商品”を注文。
油淋鶏ならぬ、油淋羊。
たっぷりの量が嬉しい。
外はサクッと中はジューシー。
麻辣粉蒸羊、蒸し羊肉の麻辣米粉。
大きな弁当箱のような容器に、三人とも絶句。
美味いが、米なのでお腹に堪える。
結局半分以上を残してしまい、お持ち帰りをお願いする。
これは次のお店の皆さんへのお土産。
『羊香味坊』を出ると、茶目子さんが先ほど電話で予約してくれた次のお店に向かう。
御徒町での楽しい”トライアングル会”は続きます。