北千住の『虎や 千住』でちぃさんと過ごす楽しい夜の続き。
ここは、大将の虎谷さんがオーナーの日本酒のお店。
今夜の日本酒のラインアップから選んだ二杯目の酒は、青森県八戸市の八戸酒造が醸す、陸奥八仙 夏吟醸。
グラスには陸奥八仙の名前入り。
使用米は青森県産華吹雪で、精米歩合は麹米が55%、掛米が60%。
ここでまた嬉しい差し入れ。
カウンターの端に座られているサントリーの部長さんと話が弾み、メーカーズマークに関する思い出話をしたところ、メーカーズマークのハイボールの振る舞い酒。
ちぃさんと乾杯し、美味しくいただく。
入店した時はお腹がいっぱいだったが、飲んでいるうちに何か少し食べたくなった。
〆鯖を注文。
この〆鯖がなかなか美味い。
そして添えられた山葵が猛烈に効いて涙目になる。
使っているのはこの山葵。
市販品ではないようなので、今度ここで分けてもらおうと思う。
ちぃさんの三杯目の酒は、宮城県栗原市の萩野酒造が醸す、萩の鶴 純米吟醸 別仕込 真夏の猫。
この酒を選んだ理由は、猫ラベルだから。
美山錦を50%まで磨き込んで醸された、夏の限定酒。
私の三杯目の酒は大将お薦めの物。
熊本県玉名郡和水町の花の香酒造が醸す、花の香 純米大吟醸 桜花 ドメーヌ 和水。
谷中生姜。
味噌を付けて食べると美味い。
これは酒飲みの肴だ。
私の四杯目の酒は、秋田県横手市の阿櫻酒造が醸す、阿櫻 超旨辛口 特別純米 無濾過生原酒。
使用米は秋田酒こまち、精米歩合は60%、酵母は教会901号で、日本酒度は+10。
無濾過生原酒の米の旨みを持ちながら、キレのある辛口。
ちぃさんの四杯目は、山形県鶴岡市の竹の露酒造場が醸す、白露垂珠 濾過純米 ミラクル77 こく辛。
羽黒産出羽の里を用い、精米歩合は77%。
最近流行の低精米酒だ。
大将の虎谷さんとツーショット。
偶然入ったが、とても良いお店だった。
また来ますと言い残し、『虎や 千住』をあとにする。
もう〆ラーメンは止そうね、と言いながら、駅方向に進む。
「ここの餃子は美味しいそうですよ」とちぃさん。
「餃子を食べたくなっていたところです。ラーメンじゃないから良いですよね」と私。
店は鰻の寝床。
他に客が居ないので、入り口の席に腰を下ろす。
ハイボールで乾杯。
絶品手作り餃子。
中華風のもっちり皮の餃子が美味い。
ゴロゴロ肉焼売。
みっちり肉が詰まり、食べ応えがある。
若鶏の”極揚げ”油淋鶏。
これが美味い。
ラーメンとどちらが健康的かはわからないが、ともかく〆のラーメンは食べないという誓いは守った。
ちぃさんと過ごす、北千住の食べ歩き飲み歩きの楽しい夜でした。