友人達との楽しい鋸山登山の続き。
メンバーは、KEiさん、ちぃさん、そして私。
金谷に下りてきて向かったお店はアジフライで有名な『さすけ食堂』。
駐車場には首都圏各地のナンバープレートを付けた車が並ぶ。
”本日の営業は終了しました”の札に驚いたが、お店の方に食べたいと交渉。
「何人?」とお店のおばさん。
「三人。何とかお願いします」と私。
「う~ん、じゃ待ってて。73番ね」とおばさん。
店先で待っている皆さんが、「良かったね」と声を掛けてくれるのが嬉しい。
私達が待ち始めた時に入店したお客さんが69番。
そして私達は73番。
丁度タイミングが良かったのか、次々と食事を済ませた人が出てきて私達も無事入店。
満席なので店内の写真は控える。
厨房を囲むようにL字型のカウンター。
そして私達は四人用の座卓が二つ並んだ畳部屋に。
まずはお疲れ様のビール。
お店の方々は目の回るような忙しさ。
そこで最初にビール三本を注文。
外で待っている間に注文を聞かれていたので、すぐに料理がどっと届く。
人気メニューのアジフライは圧巻の大きさ。
刺身は鯵、コチ、蛸。
ちぃさんは、かじめラーメン。
かじめは海藻の一種。
ちぃさんからのお裾分け。
麺にもかじめが練り込まれている。
上に乗ったかじめはねばねばで美味い。
噂の絶品アジフライ。
この身の厚さは圧巻。
3cmほどもあり、どんなに大きな鯵だったのだろうと驚かされる。
衣はサクッと身は柔らかく、とてもジューシー。
これは文句なく美味い。
お二人とも疲れ過ぎて食欲が無いとのことで、私が三切れをいただく。
これが本当のアジフライなら、今まで食べていたアジフライは何だったのだろうと思うような美味しさだ。
刺身も新鮮でプリプリ。
鯵は肉厚で、ご飯に乗せていただくと最高に美味。
ご飯をお代わりしてしまった。
一時間弱の滞在で店を出るときには、私達以外には一組の客しか残っていない。
本当に店を閉めてしまったようだ。
営業時間に関係なく、その日の鯵が無くなったら営業終了ということなのだろう。
「とても美味しかったです。ありがとうございました」と挨拶すると、5人のおばちゃんが一斉に私の方を見てにこやかに見送ってくれた。
満腹になるとのんびりする暇もなく、東京湾フェリーに乗るKEiさんとお別れし、ちぃさんと私は急いで浜金谷駅に向かう。
15時9分の電車を逃すと、次は16時46分まで普通電車が無いのだ。
時刻表を見ると、上りも下りも15時9分発。
ここは単線なので、金谷駅で上り電車と下り電車が待ち合わせて発車するのだ。
そして電車に揺られること二時間あまり。
何故か降り立った駅は・・・。
またまた北千住。
15時近くまで遅いランチを食べていたが、二時間も電車に揺られるとお腹が空いてきたのだ。
この続きは、また明日。