10月中旬のこと、彼女と広尾のイタリアンで待ち合わせ。
待ち合わせのお店は、大好きなイタリアン、『トラットリア・ミケランジェロ』。
外苑西通りから外階段で地階の店に直接行くことが出来るが、一階の『カフェ・ミケランジェロ』の内階段から降りる方が好きだ。
階段の壁にもイタリア各地のポスターが掛けられている。
開店時間の2分前に到着したので他に客は居ない。
と思ったら、彼女が何時もの一番奥の席に既に座っていた。
彼女は開店の5分前に到着したが、天見支配人がすぐに席に案内してくれたのだそうだ。
その天見さんがスパークリング・ワインを持ってきてくれる。
今夜はイタリア・ワインではなく、フランス・ワインでスタート。
ヴーヴ・アンバル、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット・ミレジム、ロゼ、2017年。
先週もこの2016VTを飲んだばかりで、2017VTを飲むのは初めて。
私のセラーにも二本入っているが、どちらも2016VT。
2016VTに較べ、2017VTはピンクの色が濃い。
口に含むとフランボワーズなどの赤系果実の凝縮感が強く、一層パンチの効いた辛口に仕上がっている。
これは美味い。
アンティパストミストはヴォリューミー。
前菜が美味しくヴォリュームがあるので、クレマンもどんどん進む。
生ハムとモルタデッラとオリーブ。
キノコのパウンドケーキとフリッタータ。
フリッタータはパウンドケーキの下に隠れ、上部が少し見えているだけ。
タコとセロリのマリネ、そしてカポナータ。
これだけでお腹がいっぱいになってしまいそうだ。
パンも届く。
フカッチャに付けられた焦げ目が美味しそう。
E.V.オリーブオイルもフレッシュで美味い。
白ワインは、マグナム。
アブルッツォ州のマドンナ・デイ・ミラーコリが造る、ミラーコロ・ビアンコ。
とてもオイリーで、驚きの濃厚な果実味。
ミネラル感も強い。
セパージュは、シャルドネ60%、トレッビアーノ40%。
クレマン・ロゼとミラーコロ・ビアンコの並行飲みも楽しい。
結局クレマンは二人で一本空けてしまった。
広尾のイタリアン、『トラットリア・ミケランジェロ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。