”かずみさんご夫妻歓迎会”の楽しい午後の続き。
『オルケストラヴィーノ』を出ると、用事があるvinさんとお別れし、6人で大手町を散策。
常盤橋を渡り、江戸桜通りに入る。
左側は日銀、少し進むと右側は日本橋三越。
外堀通りを渡り、コレド室町の仲通りを進む。
これは通り過ぎた後に振り返って撮影した仲通り。
福徳神社の鳥居をくぐり、境内へ。
でも目的地は神社ではなく、その境内を通り抜けたここ、『はせがわ酒店』。
ここでは日本中の銘酒を買うことが出来るだけでなく、併設された日本酒バーで飲むことも出来るのだ。
少人数の時はバーカウンターを使うが、今日は6人なのでテーブル席を利用することにする。
テーブル席はコロナ前は対面だったが、今はテーブルは窓際に寄せられ、残り三面にコの字型に座るようになっている。
今日の日本酒リストをチェック。
良い酒が揃っているが、以前に比べて品数が少ない。
コロナ以降、利用客が減っているのだろう。
奥様と私が選んだのは、山口県岩国市の旭酒造が醸す、獺祭 限定品 二種飲み較べ。
ちょっとベタな選択だが、限定品に弱いのだ。
獺祭 純米大吟醸 夏仕込み しぼりたて。
この酒は飲食店向けの限定販売品。
注文を受けてから酒を絞り、生のまま瓶詰をして出荷されている。
使用米は不明だが、精米歩合は45%。
ボトルに奥様と私の姿が映ってしまった。
奥様は和装が素敵だ。
獺祭 純米大吟醸45 寒造早槽。
毎年10月~3月に生産される生酒。
山田錦を用い、精米歩合は45%。
栃木県さくら市のせんきんが醸す、仙禽 オーガニック・ナチュール 2020。
オーガニック栽培された亀の尾を用い、精米歩合は90%。
生酛造りで蔵付き酵母を用い、発酵は木桶で行うという厳密な昔ながらの醸造法で造られた酒だ。
仙禽ということは、きっとKEiさんの選択だと思う。
山形県酒田市の楯の川酒造が醸す、楯野川 純米大吟醸 Shield 惣兵衛早生。
これは今年の10月に新発売されたばかりの珍しい酒だ。
これは誰の選択だろう、mayuさん、それとも、しづちゃんかな。
幻の米と言われた亀の尾は庄内平野で生まれた。
その亀の尾の親に当たるのが、惣兵衛早生。
消えた昔の酒造好適米を現代に蘇らせ、50%磨きで醸されたのがこのShield 惣兵衛早生。
Shieldシリーズには、亀の尾もある。
佐賀県小城市の天山酒造が醸す、七田 純米吟醸 13。
山田錦を50%まで磨き、13%という低アルコールに仕上げた酒。
これはかずみさんの選択のようだ。
『はせがわ酒店』でサクッと日本酒を飲んだ後は、mayuさんご推薦の次のお店に向かうことにする。
中央通りに出ると、日本橋を渡る。
日本橋の真ん中に埋め込まれた日本道路原標についてご説明。
ここに来ると、どうしても麒麟像を撮影してしまう。
東京市の紋章を持つ獅子像。
南詰が吽形で北詰が阿形であることをご紹介。
日本橋、京橋を過ぎ、銀座に至る。
友人達と過ごす”かずみさんご夫妻歓迎会”の楽しい午後は続きます。