彼女と過ごす「メトロポリタン東京」でのまったりワインの続き。
プレプレデセール、プレデセールを食べ、やっと辿り着いたデセールは、ヴィタメール。
彼女はピンク、私はグリーン。
彼女が選んだのは、季節の限定品、ルビーシトラスベリー。
前回食べて美味しかったので、もう一度食べたかったのだそうだ。
ルビーチョコレートと苺のムースの中に、爽やかな酸味のシトラスコンフィチュールが入っている。
私が選んだのも、新作のオペラ・ジャポネーゼ。
宇治抹茶のムースに、スポンジとガナッシュが重ね合わせられている。
今夜の私のデザートは、三種類全てが抹茶味になってしまった。
シャワーを浴びると、ベッドでのんびりTV鑑賞。
BBCをつけると、英国のエディンバラ公フィリップ殿下の崩御の報が飛び込んできた。
殿下の生涯を振り返るニュース番組を小一時間観て殿下を偲ぶ。
そのあとは、”ゲド戦記”。
画面左側のボケた部分は、ワイングラス。
クードレ・ド・ボーカステルを飲みながらまったり過ごす。
一夜明け、彼女をイタリア語のレッスンに送り出した後は、私の朝食の時間。
昨夜の残り物をテーブルに並べ、朝食の準備。
KALDIのイタリアン・フレッシュ・オリーブ、ナトスのマグロのたたき焦がしにんにくドレッシング、いとはんの青森県水揚げいわしのおろし和え。
柿安ダイニングのローストビーフ・ガーリックソースと、ローストビーフ・香ばし葱オイル。
どちらも4切れずつ残っている。
香ばし葱オイルはいっぱいあったので、半分を彼女の昼食パックに入れた。
パンはポンパドウルのプチアンリシールとドゥリーブル。
そして昨日家を出るときにベランダ菜園で摘んだサニーレタス。
保冷パックに入れておいたので、新鮮。
まずは城戸ワイナリー、オータム・カラーズ、シャルドネ、2018年。
一晩経ってもボディに衰えは全くない。
プチアンリシールでローストビーフサンドイッチ。
これが最高に美味い。
そうだ、次回は粒マスタードも持ってくることにしよう。
続いては赤ワイン。
ローヌのファミーユペランが造る、クードレ・ド・ボーカステル、2009年。
一晩置いても強いボディだ。
シャトー・ヌフ・デュ・パプの最高峰、シャトー・ド・ボーカステルのセカンドは美味い。
今回は白も赤もぶどうのポテンシャルを感じさせる素晴らしいワインで幸せ。
ポンパドウルのドゥリーブルはお気に入り。
サニーレタスを乗せるとパンが見えなくなった。
今度は葱オイル味のローストビーフ。
このままでは食べにくいので、サニーレタスを巻いて頬張る。
とても美味しい朝食となった。
今回飲んだ三本のワインのボトルに別れを告げ、部屋を出る。
今朝はロビーにそこそこ人が居て、少し安心する。
しかし感染状況は依然厳しく、ホテル業界には冬の時代がまだまだ続きそうだ。
ホテルを出て振り向くと、青空が綺麗だ。
お向かいの「メトロポリタンプラザ」も青のガラス壁が青空に映えている。
ホテル前の小さな公園には、満開のツツジ。
彼女と過ごす、何時ものホテルでのまったりワインの楽しいステイでした。