5月上旬のウォーキング。
5月と言えば五月晴れ、のはずが、上旬は気温は高いものの晴れと曇りや雨が交互に訪れる不順な天気。
でも雨が降らない限り、曇りの方がウォーキングには都合が良い。
釣鐘型の花が咲いているのは、キキョウ科ホタルブクロ属のホタルブクロ(蛍袋)。
東北アジア、朝鮮半島、日本原産の多年草で、丈夫でとても育てやすい。
花色は、紫、ピンク、白がある。
この青紫の花は、朝鮮半島原産の青ホタルブクロ(カンパヌラ’ケント・ベル’)。
白のホタルブクロも咲いている。
ホタルブクロの花言葉は、”忠実”、”正義”と、とても良い。
ピンクの花は、シモツケソウ(下野草)。
日本原産のバラ科シモツケソウ属の多年草。
栃木県の下野で発見されたので、この名が付けられた。
花だけを観ると、オオベンケイソウに似ている。
白花のシモツケソウもある。
これは白花のシモツケソウだが、一部源平咲きになっている。
花言葉は、”控えめな可愛さ”、”純情”、”穏やか”。
長い茎の先に紫の花を付けた珍しい植物を見付けた。
これはクマツヅラ科クマツヅラ属の、ヤナギハナガサ(柳花笠)。
中南米原産の多年草だ。
切り花としての流通名は、サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)、または学名のバーベナ・ボナリエンシス。
花言葉は、”幸運に”、”生命力の強い”。
青紫の星型の花を咲かせるのは、キキョウ科ホタルブクロ属の多年草、カンパニュラ・アルペンブルー。
原種の原産地は、クロアチアのダルマチア地方。
美しい花を多く付け、育てやすい人気の植物だ。
花言葉は、”誠実”、”感謝”、”節操”。
白い美しい花はガウラ、和名はヤマモモソウ(山桃草)またはハクチョウソウ(白蝶草)。
アカバナ科ヤマモモソウ属(ガウラ属)の多年草で、原産地は北アメリカ。
学名のガウラよりも、白い蝶が群れ遊んでいるようだと名付けられた、白蝶草の名が一番覚えやすい。
花言葉は、”負けず嫌い”、”我慢できない”、”清楚”、”行きずりの恋”。
こんなに美しい花なのに、”清楚”以外の花言葉はちょっと意外。
ガウラにはピンクの花もある。
これは白蝶草とは言えない。
こんな珍しいガウラを見付けた。
白とピンクの中間と言えばよいのだろうか、白地にピンクの縁取りがある。
調べてみると、ガウラ絆という品種なのだそうだ。
今回も美しい花々に癒されたウォーキングでした。
今夜は福島県の酒を飲むことに。
福島県喜多方市のほまれ酒造が醸す、純米大吟醸 極 黒ラベル。
この黒ラベルは、従来の白いラベルの純米大吟醸 極の酵母違いの新作。
従来の白ラベルは協会1801号で醸されているのに対し、黒ラベルは協会1401号が使われている。
従って、白ラベルがリンゴ香(カプロン酸エチル)系であるのに対し、黒ラベルはメロン・バナナ香(酢酸イソアミル)系の香りなのだ。
甘い果実香と、微かな酵母の香り。
芳醇な米の旨みのファーストアタックのあとは、軽い苦みを伴う切れの良い辛口。
使用米は不明、精米歩合は50%。
福島の純米大吟醸を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。