今日は猛暑だった。
昨日の強風と今日の猛暑でベランダガーデニングの植物が元気が無くなってしまった。
鉢の表土の温度を計測してみたら、正午で54℃を越えて針が振り切れ。
温度計をエアコンが効いた部屋に取り込んで撮影したら、見る見る計測値が下がったしまったので、写真では54℃を少し切っている。
打ち水をして少しでも気温が下がるようにしたが、これでは鉢植えは茹ってしまう。
早く気温が下がることを祈ります。
ここからは7月下旬のベランダガーデニングの続き。
ベランダから眺める空には夏の雲。
今ベランダ菜園で一番元気なのは、鷹の爪。
青々と茂り、高さは80cmほどもある。
よく見ると、それぞれの枝の先端には実がぎっしり生っている。
そして先端部分の枝には、今も白い花が咲いている。
中南米原産の植物なので、25℃~30℃で最もよく開花・結実する。
最近の日本の夏は35℃を超える暑さなので、そうなると花は咲かなくなるが、上手く夏越しさせれば秋にまた花が咲き始める。
今年の青唐辛子は実の付きも良く、すくすくと成長している。
茂った葉をかき分けると、中心部の実は既に赤く色付いてる。
この部分の実は気温が低い時に結実したので実が小さく、形が歪に湾曲している。
それでも充分に色付いているので、収穫してよさそうだ。
二鉢から、98本を収穫。
汚れを取り、ベランダにぶら下げて乾燥させることにする。
大きなものは6~7cmもあり、色艶も良い。
そして何と言っても安心の無農薬栽培。
カプサイシン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを豊富に含有し、健康にも良い。
まだ青い実もいっぱい生っているので、これから一年間、鷹の爪は買う必要が無さそうだ。
綺麗に洗った後は、ネットに小分けして風通しの良いところにぶら下げて乾燥。
晴れた日にはベランダで陰干し。
姿の良い鷹の爪を14本選び、二日間干した後に別の用途に使うことにする。
出来上がったのはエクストラ・ヴァージン・オリーブオイル漬け。
鷹の爪に竹串で10数個の穴をあけ、フライパンで軽く熱したE.V.オリーブオイルに投入。
少し泡が出るくらいの温度で保持し、数分間浸漬。
E.V.オリーブオイルはギリシャ、クレタ島産の一番搾りを使った。
そして煮沸消毒しておいた瓶に手早く密封。
一週間ほどもすると、辛みの効いたオリーブオイルが出来上がる。
次は青い実を収穫し、酢漬けも作ってみたいと思う。
今夜はスパークリング・ロゼを抜栓。
暑い夏にはキンキンに冷やしたスパークリングが美味い。
スペイン、カタルーニャの、ドン・ロメロ、カヴァ、ブリュット、ロゼ。
近くのショッピングセンターに買い出しに行った時に、安くなっていたのでドン・ロメロのブリュットとブリュット・ロゼを購入。
でもこのワイン、出自がよくわからないと思ったら、国分グループ本社のオリジナル・ブランドなのだそうだ。
生産者を調べると、C.B.L.S.A. Espagneという会社で、日本向けには他にも、カルボ・カヴァ・ブリュット、リゴール・カヴァ・ブリュットというワインを販売している。
どうやらOEM生産を得意とするボデガのようだ。
色合いは美しい淡いピンク。
フランボワーズやレッドチェリーの香り。
スパークリンググラスを冷凍庫で冷やしておいたので、フロストで泡立ちが見えない。
果実味はそれほど強くないが、適度な酸味とミネラルを感じる切れの良いブリュット。
この日はハーブソースに一晩漬けこんでおいた鶏の胸肉を焼き、サラダとミラノシェルパスタを合わせた。
ミラノシェルは、チリソルトとE.V.オリーブオイルでシンプルな味付け。
コスパ抜群のカヴァを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。