7月上旬のウォーキング。
梅雨の切れ間の青い空。
UVカットローションを塗り、帽子を被り、マスクを付けてウォーキング。
ナツツバキ(夏椿)、これは6月中旬の撮影。
ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木で、北海道以外の日本原産。
別名はシャラノキ(沙羅の木)。
仏教で大切な沙羅双樹は寒さに弱く日本では育たないため、代わりに夏椿を沙羅の木と呼んだとされる。
因みに平家物語の”祇園精舎の鐘の声・・・沙羅双樹の花の色・・・”の沙羅双樹は夏椿のことのようだ。
とても美しい花だが一日花で、朝に咲いた花は夜には落ちてしまう。
花言葉は、”愛らしさ”、”はかない美しさ”。
ここからは7月上旬の撮影。
この変った花は、ヒアシンス科ユーコミス属の多年草、ユーコミス、別名はパイナップルリリー。
原産地は、南アフリカ、中央アフリカ。
太い花茎を伸ばしその先端に葉が茂ることから、パイナップルリリーの名が付いた。
因みにユーコミスとは、”美しい頭の毛”という意味なのだそうだ。
長い花茎には六弁の星型の小さな花がぎっしりと咲く。
そこでホシオモト(星万年青)という和名が付けられたが、今はパイナップルリリーが一般的となっている。
花言葉は、”完璧”、”完全”、”あなたは完璧”。
シロツメグサのような淡いピンクの花を咲かせているのは、タデ科イヌタデ属の多年草、ヒメツルソバ(ポリゴナム)。
原産地はヒマラヤ地方。
ヒマラヤ原産でも日本の関東以西ではよく繁殖し、グランドカバーに適している。
花言葉は、”気が利く”、”愛らしい”、”思いがけない出会い”。
この時期によく見る花は、マツバボタン(松葉牡丹)。
スベリヒユ科スベリヒユ属の落葉性一年草。
本来は常緑性多年草なのだが、寒さに弱いので日本では一年草として扱われている。
原産地は、ブラジル、アルゼンチン。
花色はオレンジ、黄、ピンク、赤、白、複色など多様だが、一番の基本はこの濃いピンク。
花言葉は、”無邪気”、”可憐”。
小さな花を枝にいっぱい付けているのは、シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木、ムラサキシキブ(紫式部)。
原産地は、日本、朝鮮半島、台湾。
小さな花だが、よく見るとピンクの可愛い花だ。
花言葉は、”愛され上手”、”上品”、”聡明”。
源氏物語の作者、紫式部のイメージだ。
秋には綺麗な紫の実を付けるので、人気の庭木。
今回も花に癒されたウォーキングでした。
今夜は高知の大好きな蔵、高木酒造の酒を飲むことにする。
この酒は池袋東武で開催された高木酒造の販売会で、蔵の六代目から購入した三本の酒のうちの最後の一本。
購入した時の記事はこちら。
土佐金蔵 純米生原酒。
高木酒造では豊能梅がメインのブランドだが、土佐金蔵はH15年に新しく立ち上げた限定流通のブランド。
使用米はあけぼので、精米歩合は65%。
酵母は高知酵母のAA41/AC17を用い、アルコール度数は17%と高い。
AA41/AC17は酢酸イソアミル系の香り(バナナ・メロン香)を生み出す吟醸酵母。
土佐金蔵とは、狩野派の絵師金蔵のことで、高木酒造のある香南市赤岡町に住み、芝居絵屏風を多く残している。
赤岡町では絵師金蔵のことを絵金と呼び、毎年7月の第三土・日曜日に絵金の作品を展示する絵金蔵を中心とする絵金祭りが開催される。
しかし、昨年に続き今年も中止となってしまった。
甘いフルーティーな香り。
開けたての一杯には、生酒らしい軽いプチプチ感。
味わいは驚きの濃厚な米の旨み。
ワインで言えば凝縮された果実味のフルボディ。
濃厚な旨みのあとには、軽い酸を感じる辛口の余韻。
この濃醇辛口はまさに好みの味わい。
美味い日本酒を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。