12月初旬のこと、ちぃさんと六本木で待ち合わせ。
向かったのは、「六本木ヒルズ」。
メトロハットの長いエスカレーターを上り、66プラザに向かう。
目的の場所は、大屋根プラザで開催されているクリスマスマーケット。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットを小規模に再現した催しだ。
このクリスマスマーケットは今年で15年目、日本に居る限りはここに毎年来ているが、昨年は入場制限で順番待ちとなり、入場までに約30分もかかった。
今年は制限が無く、すぐに入場することが出来た。
でもケーテ・ウォルファルトは人気で、長い列が出来ている。
ケーテ・ウォルファルトの屋根の上にはサンタクロース。
2021年はドイツのクリスマスマーケットは直前になって中止となってしまったが、日本では開催されて良かった。
私達の目的のお店はここではなく、パスして先に進む。
ここは飲食エリア。
まずテーブルを確保し、ちぃさんに番をしてもらう。
そして私は買い出し。
飲食店は三店舗あり、ドイツ料理を買うことが出来る。
私が選んだお店は、『フランクフルター ハウスマイスター』。
決め手は、ニュルンベルガーソーセージとグリューワイン。
熱々のグリューワインで乾杯。
グリューワインは赤ワインにスパイスやシロップを入れて温めた飲み物で、ドイツでは冬の定番。
とても寒い日だったので、グリューワインが身体を暖めてくれる。
ニュルンベルガーソーセージは、ニュルンベルク伝統のマジョラム入り粗挽きソーセージで、ちょっと長い小指程の大きさ。
以前も書いたが、ニュルンベルクにドイツ人の友人が住んでいたので何度か訪問し、フラウエン教会前の中央広場のクリスマス・マーケットでニュルンベルガーソーセージをいっぱい食べてフランケンワインをいっぱい飲んだことを懐かしく思い出す。
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、世界一有名なクリスマスマーケットと言われているのだ。
(写真はTRAVEL WITHからお借りしました。)
今年もドイツのクリスマスピラミッドが展示されている。
これはクリスマスツリーの原点と言われている。
ただ今年は残念なことに、『ヴァイナハツタンネ』が出店しておらず、毎年購入しているシュトーレンを買うことができない。
『ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション』もチェック。
ここも買い物客で溢れている。
レストランはまだオープンしていない。
赤と黒を基調とした長いカウンター席が美しい店で、また食事に来たいと思う。
クリスマス・マーケットを出ると、ウエストウォークのクリスマスツリーを観に行く。
今年のデコレーションは、ボン ボン ブロッサム。
廃棄予定の花材を再利用したクリスマスツリーだ。
次はけやき坂イルミネーション。
でも時間が早過ぎ、点灯しているのは東京タワーのみ。
そこで「六本木ヒルズレジデンス」を散策して時間調整。
この『エノテカ』ではちぃさんとアペロをしたことがある。
お隣の『ラ・ブリアンツァ』も美味いリストランテだ。
そして『ケンゾー・エステート』。
辻本憲三ご夫妻とテーブルを囲んでディナーを楽しんだことがあり、ここも思い出深いお店。
ここも素晴らしいレストラン、『ジャン・ジョルジュ トーキョー』。
けやき坂イルミネーションの点灯時間となった。
JRAのクリスマスツリーにも明かりが点る。
テーマは、”Happy Holidays to you !”
そしてけやき坂イルミネーション。
やはりここのイルミネーションは美しい。
森アートセンターギャラリーには入館待ちの長い列。
何かと思ったら、”鬼滅の刃 原画展”が開催されていた。
66プラザには赤いクリスマスツリー。
カルティエによる、”LOVE IS ALL”をテーマにした色々な催しが行われている。
花壇のイルミネーションも赤。
普段は人が多い場所だが、今日はとても寒く、66プラザにも人影は少ない。
そろそろ次の場所に移動することにしよう。
ちぃさんと過ごす六本木の楽しい夜は続きます。