新年のディナーは六本木のレストラン。
ちぃさんと六本木で待ち合わせると、予約しているお店に向かう。
メトロハットから六本木ヒルズの66プラザに出ると、森タワーが明るく輝く。
今夜も冷えてきた。
蜘蛛のママンも寒そう。
「グランド・ハイアット東京」にはウエストウォークから直接行くこともできるが、敢えてけやき坂に出る。
理由は、このけやき坂イルミネーション。
ちぃさんも、けやき坂イルミネーションと東京タワーの景色を撮影。
けやき坂には多くのブランドショップが並ぶ。
この通りの散策は楽しい。
「グランド・ハイアット東京」に到着。
ここには開業以来随分多く宿泊したので、馴染みの場所。
現役時代は年間に100泊以上海外のホテルに宿泊し、そのほとんどがスターウッド系列かハイアット系列かヒルトン系列だった。
ハイアットもゴールドメンバーでポイントをいっぱい持っていたので、六本木の「グランド・ハイアット」、新宿の「パーク・ハイアット」、虎ノ門の「アンダーズ」には度々無料で宿泊していた。
現役を退いてからは訪れることも少なくなり、久し振りの訪問。
エレベーターホール前のこの像も懐かしい。
今夜のお店は、『ザ・フレンチ・キッチン』。
エントランスでコートを預け、今夜のテーブルに案内してもらう。
エントランスからダイニングまでのアプローチには、大きなワインセラーが並ぶ。
ダイニング中央の通路の左右に、テーブルが配置されている。
ディナーの営業開始時間と同時に入店したので、他に客は居ない。
奥にはオープンキッチン。
今は客は居ないが、一時間後にはテーブルの半分以上が埋まった。
私達の席は、ボックスシート。
最近、何故かボックスシートに案内されることが多い。
ちぃさんと新年最初のディナーなので、シャンパーニュを抜栓。
シャンパーニュの南部、コート・デ・パール地区のヴーヴ・ドゥソーが造る、キュヴェ・レテルニテ、バイ・エルネスティーヌ・ドゥソー、ブリュット。
ヴーヴ・ドゥソーは小さな家族経営のメゾンで、現当主は三代目。
ぶどう栽培はリュット・レゾネで、樹齢は50~60年が中心。
15haの自社畑で栽培されているぶどうは大部分がピノ・ノワールで、シャルドネは30%ほどで、ピノ・ムニエはごく少量。
シャンパーニュを注いでもらうと、弾ける泡に心が浮き立つ。
今年もよろしくお願いしますの乾杯。
抜栓したばかりは酸味が強く感じたが、しばらく置くと落ち着いてきた。
青リンゴ、グレープフルーツの爽やかな香り。
口に含むと、オレンジや熟した洋梨、続いてトーストのニュアンス。
ぶどうはピノ・ノワールとシャルドネ。
比率は不明だが、作付面積と同じだとすると、70%と30%。
リザーブワイン比率も不明だが、毎年ワインの50%をリザーヴしているそうなので、比率は高いようだ。
ちぃさんと過ごす、「グランド・ハイアット東京」の『ザ・フレンチ・キッチン』での楽しい夜は続きます。