Quantcast
Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

お誕生日のお祝いは素敵にフレンチで、オーベルジュ・ド・リル東京、六本木

$
0
0

2月のある休日。

ちぃさんと六本木で待ち合わせ。

 

IMG_20220216_152739.jpg

六本木通りを下って向かったのは、白亜の邸宅。

ジョージアン様式の建築が美しい。

 

IMG_20220216_152758.jpg

ここはフランス、アルザスの、『オーベルジュ・ド・リル』の東京店。

本店の創業は130年以上前、1952年からミシュランの星を守り続ける名店である。

 

IMG_20220216_152812.jpg

玄関を入り、ウエイティングルームで一休み。

 

IMG_20220216_152829.jpg

ダイニングルームに通じるドアを開けると、眼下に美しい空間が広がる。

 

IMG_20220216_153044.jpg

緩やかに弧を描く階段を下り、今日のテーブルに案内される。

 

IMG_20220216_153544.jpg

先客は二テーブルだけだったが、一時間後には満席となった。

 

IMG_20220216_154657.jpg

案内されたテーブルはダイニングルームの一番奥、この大きな鏡の前。

ここは私の何時ものテーブル。

 

IMG_20220216_154711.jpg

今日は寺田シェフがどんな料理を出してくれるか楽しみだ。

 

IMG_20220216_154726.jpg

今日は、ちぃさんのお誕生日のお祝い。

お祝いにシャンパーニュは欠かせない。

 

IMG_20220216_154742.jpg

ドゥラモット、シャンパーニュ、ブラン・ド・ブラン、ブリュット、プール・ヒラマツ。

ドゥラモットはサロンの姉妹メゾンで、サロンと同じくシャルドネの聖地、コート・ド・ブランの中でもグラン・クリュのル・メニル・シュール・オジェ村に本拠地を置く名門。

 

IMG_20220216_154758.jpg

ちぃさんと、お誕生日おめでとうの乾杯。

シトラス、洋ナシの華やかな香り。

活き活きとしたミネラル、シャープな酸がボディを引き締め、後味にはブリオッシュや炒ったナッツのニュアンス。

 

IMG_20220216_160438.jpg

アミューズ・ブーシュが届く。

左はアルザスの郷土料理、タルト・フランベ。

右はクロックムッシュ。

 

IMG_20220216_160410.jpg

今日のコース料理のカルテをチェック。

左側には、本店のオーナー・シェフ、マルク・エーベルラン氏のサイン。

 

IMG_20220216_160423.jpg

そしてカルテの表紙を飾るのは、先代のオーナー・シェフでマルクの父親のポール・エーベルラン氏の水彩画。

『オーベルジュ・ド・リル』はリル川の畔に佇むレストラン。

ポール・エーベルラン氏はリル川を中心とした水彩画を数多く描いていて、日本店のカルテの表紙の絵は折々変わっている。

このカルテはもう随分な数を集めている。

 

IMG_20220216_154813.jpg

ちぃさんにこんな話をしていると、ソムリエが「これが本店です」と写真を持ってきてくれた。

庭に居るのはコウノトリで、レストランに巣を作って住み着いているのだそうだ。

 

IMG_20220216_160451.jpg

パンが届く。

右が米粉のパン。

左がライ麦のパン。

 

IMG_20220216_160517.jpg

お供のバターは冷えた大理石の上。

ちぃさんと過ごす、六本木の邸宅フレンチ、『オーベルジュ・ド・リル東京』での素敵な午後は続きます。

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121