ちぃさんと過ごす、丸の内のフレンチ、『エリックス バイ エリックト・ロション』での楽しいディナーの続き。
アントレがシャンパーニュと良く合い、グラスが進む。
飲んでいるシャンパーニュは、シャスネ・ダルス、ロゼ、ブリュット。
二皿目のアントレは、ホワイトアスパラガス、卵黄、エストラゴン。
オランデーズソースに描かれている絵は、桜をイメージしているのだそうだ。
バゲットが届く。
個室の窓の外には、東京駅丸の内駅舎。
どうやら雨が降り出したようだ。
シャンパーニュ・ロゼを二杯飲んだ後は、次のシャンパーニュに切り替え。
バロン・アルベールが造る、ユージェニー・ベザール、ブリュット。
バロン・アルベールは、1946年設立の家族経営のR.M.で55haの畑を保有し、ぶどう栽培は低農薬農法。
セパージュは、ピノ・ムニエ65%、ピノ・ノワール5%、シャルドネ30%。
三皿目のアントレは、桜海老、インゲン、じゃがいも。
桜海老のクロケット。
皿には桜海老がちりばめられている。
ソースはオマール海老のビスクソース。
というより、アメリケーヌソースと言った方が良いのではないだろうか。
クロケットの中身はとろとろクリーミーで美味い。
三種類目のシャンパーニュは、モンターニュ・ド・ランスのドゥ・カステルノーが造る、ブリュット・レゼルヴ。
ドゥ・カステルノーは1916年設立のR.M.で、2003年にCRVC(シャンパーニュ協同組合)の傘下に入っている。
素晴らしい熟成感を持つ、バランスの良いボディ。
セパージュはシャルドネ40%、ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール20%。
瓶内熟成期間は6年以上と極めて長い。
ANAの2019年度のビジネスクラスのシャンパーニュに採用されている。
またまた乾杯。
部屋の外のダイニングは満席で賑やかだが、個室の中はとても静か。
寛いで食事を楽しむことができる。
ポワソンは、鰆。
白ワインのソースとジャガイモのピューレ。
鰆の身が極厚。
皮はパリッと焼かれ、身はジューシー。
夕闇が迫り、東京駅丸の内駅舎に明かりが燈る。
雨が強くなってきた。
丸の内のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』でちぃさんと過ごす素敵な夜は続きます。