4月下旬のウォーキング。
お腹が空いていたせいか、空に浮かぶ雲がねじり棒ドーナッツに見えてきた。
淡い紫の花を今を盛りと咲かせているのは、ライラック。
モクセイ科ハシドイ属の落葉高木で、原産地はヨーロッパ南東部。
ライラックは英語名で、フランス語名のリラも使われている。
和名は、ムラサキハシドイ(紫丁香花)。
耐寒性が強く花期が長いため、日本では冷涼な地域で人気の花木。
札幌市の花に指定されており、今年は三年ぶりに”さっぽろライラックまつり”が5月18日~29日に開催されている。
花言葉は、”思い出”、”友情”、”謙虚”。
紫のライラックの花言葉は、”恋の芽生え”、”初恋”。
白のライラックの花言葉は、”青春の喜び”、”無邪気”。
こちらの樹は、ヒメライラック。
モクセイ科ハシドイ属の落葉低木で、原産地は中国。
咲き始めたばかりでまだあまり美しくないのは残念。
ライラックは耐寒性はあるが耐暑性が弱く、関東以西では栽培が難しい。
一方ヒメライラックは耐暑性があり樹高が1mほどなので、温かい地域で庭木として人気のライラックだ。
花言葉は、ライラックと同じ。
早春に色鮮やかな紅色の新芽で目を楽しませてくれるベニカナメモチ(紅要黐)に花が咲いている。
バラ科カナメモチ属の常緑小高木で、原産地は中国、日本。
晩春に白い可愛い花を咲かせるが、生垣に使われることが多いために刈り込まれ、花を観ることはあまりない。
花言葉は、”賑やか”。
藤の花も満開となっていた。
マメ科フジ属の落葉蔓性植物で、原産地はアジア、北米、ヨーロッパと広い。
藤には二種類あり、野田藤は蔓が右巻き、山藤は左巻きなので見分けがつく。
藤の花言葉は、”優しさ”、”歓迎”、”決して離れない”、”恋に酔う”。
スズランに似た白い壺型の花は、ドウダンツツジ(灯台躑躅)。
ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、原産地は日本、台湾。
花言葉は、”上品”、”節制”。
今夜はイタリアの赤ワインを抜栓。
いや、コルクではなくスクリューキャップなので、開栓。
アブルッツォ州のカンティーネ・サン・マルツァーノが造る、ブリッコ・アル・ソーレ、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ、オーガニック、2019年。
イタリアでも地中海側の州のワインは値段が上がっているが、マルケ、アブルッツォ、プーリアなどのアドリア海側の州のワインはコスパが良いので好きだ。
ジルベール&ガイヤールのインターナショナル・チャレンジ2020で金賞を受賞している。
バックラベルには、EUのオーガニック認証マーク、ユーロリーフ。
色合いは濃い目のガーネット。
プルーンや無花果のコンフィチュールの甘い果実香。
ファーストアタックは熟した黒果実、その後にマイルドなタンニンが続く。
酸はあまり強くない。
ぶどうはモンテプルチアーノ100%。
これはかなり美味い、コスパ抜群のオーガニックワインだ。
イタリアの良質のオーガニックワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。