5月初旬の休日。
友人達と芝の東京港醸造で待ち合わせ。
ここは2011年創業の、新しく、小さな酒蔵。
新しいと言ってもその前身は1812年創業の造り酒屋、若松屋。
1911年に廃業したが、その七代目が蔵を再興したのが東京港醸造なのだ。
酒蔵は、22坪の敷地に建つ四階建てのビル。
ここで日本全国から取り寄せる酒造好適米を用い、東京都水道局の水道水を仕込み水として江戸開城を醸している。
醸造所の向かい側には、販売店。
ここでは江戸開城の全ラインナップが販売されている。
蔵の見学をすることはできないが、併設のキッチンカーで造り立ての日本酒を味わうことが出来る。
キッチンカーの開店時間は、平日は18時、土曜日は14時。
ここに来るのは二度目。
前回来た時は、KEiさん、ちぃさんと一緒だった。
その時の記事はこちら。
開店まで本日の日本酒メニューをチェックし、何を飲むか検討。
今回の目的の酒は、本日発売開始の生酒。
キッチンカーの開店時間となり、早速乾杯。
メンバーは、しづちゃん、ちぃさん、かずみさん、そして私。
しづちゃんとかずみさんと私が選んだのは、江戸開城 純米吟醸原酒 TS300 甘王。
本日発売開始の生酒の一つで、使用米は兵庫県産山田錦。
そしてちぃさんが選んだのは、どぶびー。
江戸開城のどぶろくを、よなよなエールで割った飲み物。
本日発売開始のもう一つの生酒も飲むことにする。
パラカセイ 純米吟醸 原酒。
使用米は兵庫県産山田錦で、植物性乳酸菌と新・東京酵母を用いた生酛速醸造り。
一年に一度だけ醸造される酒で、このキッチンカーだけでしか飲むことが出来ない希少品。
山田錦で造られた二種類の出来たての生酒を飲み較べ。
ここでは食べ物の持ち込みもできるし、キッチンカーにはおつまみも用意されている。
平日は18時からなので周辺の提携飲食店から食べ物を取り寄せることも出来るが、土曜日は14時からなのでまだ飲食店は開いていない。
そこで今日のおつまみメニューをチェックし、厚揚げ塩麹チーズ焼きを四皿と、鮭と空豆のおつまみケーキを二皿注文。
キッチンカーはキャッシュ・オン・デリバリーなので、四人で千円ずつ出しておつまみ代に充てる。
ジャガビーとアーモンドチョコは、ちぃさんが近くのコンビニで買ってきてくれたおつまみ。
厚揚げ塩麹チーズ焼きはこれで四人分かと思ったら、なんと二人分。
あと二皿届き、結構お腹にたまる。
酒が一層進む美味しい酒の肴だ。
鮭と空豆のおつまみケーキは二皿で丁度四人分。
ふわふわで美味い。
三種類目の酒は、江戸開城 純米吟醸 原酒 ラブマウンテン。
ラブマウンテンとは、愛山のこと。
使用米は、兵庫県産愛山。
愛山は大好きな希少高級酒米。
実にバランスの良い美味い酒だ。
四種類目の酒は、江戸開城 純米吟醸原酒 All Tokyo。
東京産の米を用い、東京都水道局の水と新・東京酵母を使って醸された、全て東京産の酒。
この酒はちぃさんと一緒に飲んだようだ。
そして最後の酒、五種類目の酒は、江戸開城 All Tokyo dancyuコラボ酒。
dancyu祭り用に造られた限定コラボ酒で、植物性乳酸菌と新・東京酵母を用いた生酛速醸造り。
残りわずかということで、飲むことにした。
コップ一杯が90mlなので、5種類飲むと二合半を飲んだことになる。
ほろ酔い気分で東京港醸造をあとにし、四人は次のお店に向かいます。