丸の内のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』で、ちぃさんと過ごす楽しいディナーの続き。
ここはフランス国家最優秀職人賞(M.O.F.)を受賞したエリック・トロション シェフの東京店。
今夜のポワソンは、鱸のポワレ、サフラン・ソース。
これはちぃさんのお皿。
こちらは私のお皿。
やはり、ちぃさんの皿の方が見た目が美しい。
付け合わせの野菜は、菜の花、アスパラガス、ポワロ、カブ、そしてポレンタ。
カブの下には、大麦のリゾット。
二種類目の白ワインは、ロワールのブノワ・ショヴォーが造る、コトー・デュ・ジェノワ、シレックス、2020年。
15haの畑の内、シレックス土壌の区画のソーヴィニヨン・ブランのみを使用。
熟した桃やレモンの香り。
まろやかな果実味とシレックス特有の活き活きとしたミネラル。
このワインには丸みのある大きなグラスを出してくれた。
ヴィアンドは、仔牛、じゃがいも。
ソースはブランケット。
野菜は、モロッコインゲン、ズッキーニ。
そしてクリームチーズを合わせたブルグール。
仔牛の焼き色が素晴らしい。
肉料理に合わせ、赤ワインをグラスで。
コート・デュ・ローヌのドメーヌ・グール・ドゥ・ショレが造る、ジゴンダス、キュヴェ・トラディション、2018年。
濃厚な黒果実の熟成感、強いが円やかなタンニン。
ミントやシナモンのニュアンスも。
セパージュは、グルナッシュ80%、シラー10%、ムールヴェードル10%。
赤ワインを飲み終えると、肉料理でも後半はシャンパーニュのエクストラ・ブリュットを合わせる。
飲んでいるシャンパーニュは、ジャン・ヴェッセル、エクストラ・ブリュット、ブージィ。
私達の背中側の壁には、ブルゴーニュ、コート・ドールの地図が描かれている。
グラン・クリュ街道沿いに憧れの村名が並び、コロナ前に訪れた時のことを懐かしく思い出す。
デセールは三種類。
カップに入ったイチゴ、キウイ、洋ナシの上には、レモンクリームソース、その上にはクッキーのクランブル。
手前は、レアチーズケーキ、そして生チョコレート。
デセールにもシャンパーニュをまだ飲んでいる。
私のデセールを食べ終えると、再び目の前にデセールの皿が。
スイーツが苦手なちぃさんから回ってきた皿。
実に上手く一口を食べている。
「私を太らせてどうするの」と言いながら、美味しく完食。
店を出ると、お隣の『メゾン・バルサック』のシマウマにご挨拶。
ここにも来なければと思う。
(実は既に訪問済み。その記事はまた後日。)
今回も『エリック・トロション』の料理は美味しく、ワインも素晴らしかった。
ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜でした。