9月中旬の那須旅行の続き。
メンバーは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、私。
殺生石と温泉神社見学を終えると、お昼ご飯を食べることにする。
向かった先は手打ちそばのお店、『蕎麦処 匠』。
古い民家造りの建物の中は広々としているが、お昼時を少し過ぎた時間でも満席。
この写真は食後、客がほとんど居なくなった時に撮影。
壁や梁には民芸品が所狭しと並べられている。
四人で乾杯。
女性お二人はビール、運転手のピエールロゼさんはノンアルビール、そして私は水。
もしもの時のために私は予備の運転手なので、アルコールは控える。
ノンアルビールは美味しくないので、ノンアルを飲むくらいなら水の方が良い。
お通しは大根と味噌。
ピーナッツ入りの味噌がとても美味い。
お品書きはシンプル。
女性お二人は皿そば。
ピエールロゼさんはおろしそば。
そして私はたぬきそば。
貴人仕立ての蕎麦の盛りが素晴らしい。
繋ぎを使っていないので、蕎麦は短く切れている。
たぬきなのでたっぷりの天かすが付いている。
麺リフト。
麺が短いので食べやすい。
驚いたことに食後にコーヒーが出された。
このお値段でコーヒー付とは嬉しいサービス。
食後、次の目的地に向かう前にお化粧室を利用することに。
何処にあるのかと見回すと、”厠所”の表札。
意味は通じるが、”厠所”って中国語ですよね。
満腹で店を出る。
同じ敷地には民芸品の販売店や備前焼のお店が軒を連ねている。
再び緑に覆われた道を走り、次の目的地に向かう。
到着したのは、乙女の滝。
英語、中国語、韓国語での表記もある。
英語では、オトメノタキ・ウォーターフォール。
滝とウォーターフォールがダブっているが、川の名前なんかもタマガワ・リバーのように表記するので、これがルールなのだろう。
中国語では、少女瀑布。
中国語には乙女に相当する単語が無いのだろうか。
韓国語では、オトメノタキ・ポクポ。
ポクポは滝のことなので、英語と同じ表記だ。
カタカナで書けばポクポだが、実際の発音はポッポに近い。
でもポッポと書けば、キス(接吻)のことになるので要注意。
名前の由来を読むが、「若く美しい女性が髪の毛を洗っていた」、「滝の水が乙女の髪の毛に似て見えるため」と、あまり納得する内容ではない。
ここで髪を洗っていた乙女の足は魚の尾の形をしていたとのこと。
こんな川の上流にも人魚伝説があるとは驚き。
滝の下に出るには、この急な階段を下らなければならない。
滝が見えてきた。
高さは約10m、幅は5m程とのこと。
川岸に立つと、空気がひんやりと感じる。
川下側の水の流れも速い。
滝の近くに進む。
滝音が大きく、水量が豊富であることがわかる。
滝つぼの周りには、大きな岩や流木が折り重なる。
ピエールロゼさんと、ツーショット。
先程下った階段を下から見上げると、気が遠くなる。
ちぃさんと、「鋸山登山に較べたらなんてことないね」と励まし合いながら上る。
友人達との楽しい那須旅行は続きます。