ちぃさんと北千住で過ごす楽しい夜の続き。
魚介料理と日本酒のお店、『吞酒場 ウル虎』でたっぷり日本酒を堪能した後に向かったのは、『バー ドランブイ』。
ここで飲むのは久し振り。
前回来た時は残念なことに臨時休業だった。
店に入ると、北千住とは思えない(失礼)、重厚感漂う洗練された大人の世界。
壁に掛けられた絵も、”ドランブイ”。
オーナー・バーテンダーの梅本さんに迎えられ、カウンターの奥の席に着く。
まずお願いしたのは、前回と同じくウォッカマティーニをステアで。
梅本さんがステアグラスにウォッカを注ぎ入れる。
出来上がったウォッカマティーニがグラスに注がれる。
グラスはオールドバカラ。
グラスがぶつからないように気を付けながら、ちぃさんと乾杯。
グラスの立ち姿が美しい。
私は前回もこのグラスだったような気がする。
グラスの中にはオリーブ。
カクテル・ピンの雄鶏はフランス的。
ちぃさんの二杯目は、ラムベースのカクテルをシェークで。
シェーカーを振るバーテンダーさんの所作が好きだ。
私も若い頃は家にバーテンダーセットを揃え、シェーカーを振って色々なカクテルを楽しんでいた。
梅本さんが作ってくれたのは、クォーターデッキ。
ホワイトラムにドライシェリーとライムジュースを加えたカクテル。
私はお薦めのバーボンをお願いする。
梅本さんが選んでくれたのは、この三本。
一番右は、メーカーズマーク、信濃屋、プライベート・セレクト。
5種類のインナー・スティーヴを10枚組み合わせ、オリジナルの味わいを作り出している。
アルコール度数は55.6%。
ラベルに書かれているのは、スティーヴの種類と使用された枚数。
真ん中は、アンクル・ニアレスト、1856 プレミアム。
8年~14年熟成の樽をブレンドしたプレミアム・ウイスキーで、アルコール度数は50%。
その中から選んだのは、初めて見るこのボトル。
シンプリー・ウイスキー、ドリーム・ビッグ、アメリカン・ストレート・コーン・ウイスキー、2016年、4年熟成。
テキサスのバルコネス蒸留所で造られたレア物のウイスキーで、アメリカでも完売で手に入らない。
日本でも販売されていたが、かなり高価。
素晴らしいフレーバー、強いアタック。
30年物や40年物のウイスキーはよく飲んでいるが、4年物は初めて。
きわめてインパクトの強いウイスキーだ。
ちぃさんと乾杯。
ボトルをよく見ると、アルコール度数は65.7%。
銀座のバーにキープしているアイラモルトのポートエレンよりこちらの方が度数が高い。
美味しいカクテルにご機嫌なちぃさん。
酔いが回ったのか、私もすっかり寛いでいる。
棚にこんなウイスキーが並んでいた。
『ドランブイ』の10周年記念ウイスキーなのだそうだ。
中身はアイラモルトのカリラ。
2015年12月14日に蒸留され、2020年6月16日にボトリングされた4年熟成物。
アルコール度数は60.6%。
壁の棚にはオールド・バカラが並ぶ。
梅本さんは『B bar Ropponngi』で腕を振るった後、ここを開店されている。
最後に梅本さんと記念撮影。
カウンターに入られている時はわからなはったが、かなりの長身。
ちぃさんと過ごす、北千住の素敵なバー、『ドランブイ』での楽しい夜でした。