道は相変わらずの渋滞。
そこで車を降り、BTS(高架電車)に乗り換える。
バンコクでは道が本格的に混むと、10分で歩ける距離を車で行くと30分かかることもあるのだ。
高架鉄道には何本かの路線があり、短い間隔で運行されているのでとても便利。
内部はとても清潔で、冷房も効いているので快適に移動することができる。
いちいち行先に合わせて切符を購入するのは面倒だし順番待ちで時間も掛かるので、プリペイド・カードを購入しておくと便利。
自動改札機を通過するときに残額を確認し、残り少なくなると100THB(約330円)単位でチャージしておくのだ。
友人宅に到着。
う~ん、外観はとても素敵。
ロビーで待っていた友人たちと合流し、近くの居酒屋に繰り出す。
料理も飲物も完全な和食だが、この照明はちょっと違う感じ。
まずは冷えたビールで乾いた喉を潤す。
シンハに大瓶が無くなったので、リオを注文。
実はこのビール、シンハのセカンド・ラベルのようなもので、シンハの傘下の会社で製造している低価格品なのだ。
一番の座を守り続けてきたシンハがチャーンに抜かれたので、別ブランドで価格競争を仕掛けた格好だ。
価格は、シンハが一番高く、チャーンが少し安く、リオは更に安い。
これは嬉しい、さすが日本居酒屋。
氷が一緒に出てくるタイ料理の店との差別化。
ぐっと飲むと、軽い味わい。
爽快と言えば言えないことも無いが、ちょっと味が薄く苦みが少ない。
甘みも感じるが、原料に米を配合しているのだろうか。
日本のビールも、以前は米やコーンスターチが当たり前に入っていた。
何日かバンコクに滞在すると、こんなあっさりとした食べ物がとても美味しく感じる。
ちょっと酢が強いが、添えられたマリネ野菜が美味い。
これはなかなか新鮮で美味い。
これは嬉しい心遣い。
ビールがどんどん進んでしまう。
友人たちと過ごす、バンコクの『さざえ』での楽しい夜の続きは、また明日。