博多の友人を訪ねての楽しい食べ歩き飲み歩きの続き。
メンバーは、博多の遊歩さん、そして、しづちゃんと私。
赤坂のスターバックスで再び遊歩さんと合流すると、午後早い時間から開いているワインバーに案内してもらう。
案内されたのは、大名にある普通のマンション。
ここはどう見ても、飲食店ビルではなく、居住スペース。
遊歩さんが慣れた様子でドアを開けて中へ。
思わず表札を見るが、そこにはワイングラスが描かれたプレートと、OPENと書かれたプレートがあるだけ。
中にはカウンター席が六つと、二人用テーブルが二つと四人用テーブルが一つ。
これは紛れもないバーだ。
私達は四人用のテーブルに。
壁には見慣れないワインボトルが並ぶ。
ここはヴァン・ナチュールの専門店。
三人で、今回の旅を締めくくる乾杯。
ワインは、オーナーの手嶋さんにお願いして選んでもらった。
ヴァン・ナチュールは知らない小規模な造り手が多いので、プロに選んで貰うのが一番良い。
オーヴェルニュのマリ・エ・ヴァンサン・トリコが造る、ラセレネ、2020年。
エチケットの人物はオーベルニュ地方の伝承の人物か何かが描かれているのだろうか。
とても印象的な絵柄だ。
花は、ナガミヒナゲシのようだ。
ぶどうはソーヴィニヨン・ブラン100%。
オーガニック栽培であることを認証する、EUのユーロリーフが付いている。
瓶詰は無濾過無清澄で、SO2不添加。
おつまみには、フロマージュとサラミ。
そして、ナッツ。
ワイン一本で、結構長居をしてしまった。
居心地の良いワインバーだ
外に出ると、既に宵闇に覆われている。
赤坂まで戻り、遊歩さんと名残を惜しみながらお別れ。
遊歩さんにフルアテンドしてもらった博多の旅は最高に楽しく、遊歩さんに感謝の一泊二日だった。
しづちゃんと私は帰途に就くことにする。