もう5月も終わろうというのに、私の記事はやっと昨年末が終わったところ。
今夜は時系列を少し飛び越えた記事をアップ。
4月下旬のこと、丸の内で用事を済ませると、次の予定まで時間があるので丸の内仲通りを散策。
「丸ビル」の地下の様子を見に行くと、新しい”マルチカ”がほぼ完成したようだ。
(マルチカは4月28日に開業済です。)
もうすぐリニューアルオープン。
どんなお店があるのかチェック。
1階にあがり、マルキューブ経由で丸の内仲通りに出ることにする。
マルキューブに面した新しいお店、『ザ・フロント・ルーム』には何時も行列。
ここはHUGEの新業態のお店。
丸の内仲通りを散策することにする。
一際目立つストリートアートは、名和晃平さんの「Trans-Double Yana(Mirror) 2012」。
4月も下旬となり、新緑が濃さを増している。
次に立ち寄ったのは、ブリックスクエア。
「三菱一号館美術館」と「丸の内パークビル」に囲まれた緑のオアシス。
ここに来た目的は、この樹を観ること。
高木なので見えにくいが、濃いピンクの花がいっぱい咲いている。
ここでこの花を観ると、春の訪れを実感する。
トチノキ科トチノキ属のベニバナトチノキ(紅花栃ノ木)で、ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)と北アメリカ原産のアカバナアメリカトチノキの交雑園芸品種。
花言葉は、”博愛”、”贅沢”、”天才”、”天分”。
緑で覆われた大きな柱の上には、白いモッコウバラ(木香薔薇)。
バラ科バラ属の常緑蔓性低木で、中国原産。
花言葉は、”純潔”、”あなたにふさわしい人”、”初恋”、”幼い頃の幸せな時間”、”素朴な美”。
「三菱一号館美術館」は長期休館中。
再開は2024年秋頃と、まだ一年半も先。
丸の内仲通りを離れ、「東京フォーラム」を抜ける。
高架線路沿いに歩いていると、「エキュート・エディション有楽町」の『ザ・スタンド』の前に長い行列。
これは、人気のギンザ・コリドー・カヌレ。
お土産に買おうかとも思ったが、次の待ち合わせ時間が押しているので今回は諦める。
コリドー街に入り、今夜のお店に向かう。
このビルに、彼女が予約してくれたお店があるはず。
どこが入口なのだろうと覗き込んでいると、「何しているの」と彼女。
「入口はこっちよ」と案内してくれる。
今夜のお店は、イタリアンの『アンジェロ』。
ドアを入ると、石造りの階段。
階段下にお店があるのかと思ったら、右に折れて更に階段を下り、また更に右に折れて三つ目の階段を下る。
目の前に現れたのは、豪華なシャンデリア。
地下深い店内は三段のフロアーに分かれている。
エントランスを入って右側が中段。
左側は上下二段に分かれ、私達は上段、中二階のフロアーに案内される。
この写真は、上段の奥から中段方向を撮影したもの。
店内のテーブルは全てボックスシート。
席に着くと、スパークリングワインで乾杯。
グラスで運ばれてきたので、ボトルの撮影はしていない。
アンティパストミストが届く。
前菜盛り合わせは通常は大皿で出されるのだが、ここでは個別の器に入れられている。
これは食べやすい。
プラッターチーズとパプリカムースのカプレーゼ。
サーモンの低温コンフィ。
自家製フォカッチャと生ハム、マスカルポーネバターのブルスケッタ。
プロシュートの塩味とフォカッチャの甘味が上手く調和している。
焼き栗のポタージュスープ。
桜鰤のカルピオーネ(イタリアの南蛮漬け)。
これはメニュー外で、料理長からのプレゼント。
彼女もここでは初見の料理だそうだ。
銀座のイタリアン、『アンジェロ』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。