3月下旬のウォーキング。
青い空に浮かぶ一匹の魚。
これは秋刀魚、それともサヨリ、またはカマスだろうか。
いや、これはダツだ。
海面に飛び出てきて釣り人に致命傷を与えることもある危険な魚。
嘴が鋭い槍のように付き出た魚で、体長は最高で1mにも及ぶ。
光をめがけて突進してくるので、夜には特に要注意な魚だ。
良い香りを放っているのは、ジンチョウゲ(沈丁花)。
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木で、原産地は中国中部から雲南省、ヒマラヤ地域。
花のように見えるのは、実は咢で花弁ではない。
花言葉は、”永遠”、”不死”、”不滅”、”栄光。
葉の無い枝にピンクの花が咲いているのは、ミツバツツジ。
ツツジ科ツツジ属の落葉低木で、原産地は日本(関東、中部)。
本来はもっと多くの花が咲く樹なのだが、この樹は花付きが悪い。
花言葉は、”節制”、”抑制のきいた生活”。
ピンクのヒラヒラとした花は、驚いたことに、シデコブシ(幣辛夷、四手辛夷)のようだ。
モクレン科モクレン属の落葉小高木で、日本固有種。
生きた化石と言われる遺存種で、愛知県、岐阜県、三重県の一部に分布し、環境省によって準絶滅危惧に指定されている。
花言葉は、”友情”、”友愛”、”歓迎”、”信頼”、”愛らしさ”。
葉の無い枝に直接花が咲いているような樹は、ハナズオウ(花蘇芳)。
葉の無い樹に咲く花の特集になってしまった。
ジャケツイバラ科(またはマメ科)ハナズオウ属の落葉低高木で、中国中部原産。
花色は、ピンクと白の二種。
花のあとに出る葉は可愛いハート型で、秋には豆果が鈴生りになる。
花言葉は、”裏切り”、”不信”、”高貴”、”喜び”、”目覚め”、”豊かな生涯”。
”裏切り”、”不信”の花言葉は、ユダがセイヨウハナズオウの樹の下で命を絶ったことによる。
この写真は3月中旬のスモモの花。
バラ科スモモ属(サクラ属)の落葉中高木で、中国原産。
一般的には自家不和合性だが、自家結実する品種を選べば毎年実を楽しむことができる。
花言葉は、”甘い生活”、”忠実”、”貞節”、”独立”、”誤解”、”困難”。
ベランダガーデニングのマツバボタン(松葉牡丹)が一層花盛りとなっている。
二週間ほど前にも咲き始めたことを一度記事にアップしたが、あの頃は一日に数輪程度だった。
それが今では、晴れた日には10輪以上の花が開く。
でも曇りや雨だと花は開かないので、梅雨の季節は花を観ることが出来なくなる。
スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属)の常緑多年草で、原産地はブラジル、アルゼンチン。
花言葉は、”無邪気”、”可憐”。
今夜はアルゼンチンのオーガニックワインを開栓。
ボデガ・エル・エステコが造る、クマ、オーガニック、マルベック・ロゼ、ワインメーカーズ・セレクション、2021年。
ぶどうは有機栽培。
バックラベルには、フランスのオーガニック認証機関、エコサートの認証マークと、アルゼンチンのオーガニック認証機関、アルゼンサートの認証マークが付いている。
色合いは、淡いピンク色。
ストロベリー、ラズベリーなどの赤いベリー系の香り。
フルーティーなストロベリーのような果実味。
一方でしっかりとしたタンニンを持ち、引き締まった後味の辛口。
アルコール度数は13.5%と強い。
このワインを飲むのは二度目。
アルゼンチンのマルベックは赤だけでなくロゼも美味い。
アルゼンチンの良質のオーガニックワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。