Quantcast
Channel: ワインは素敵な恋の道しるべ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションから鰻繋がりで、スタンド・バイ・ミー、新橋

$
0
0

1月中旬のこと、ちぃさんと新橋で待ち合わせ。

 

SL広場に来ると、C11 292号を撮影してしまう。

 

まずは烏森神社にご挨拶。

 

手を清める手水の上には、烏森神社縁起の石板。

 

次から次へと参拝者が訪れている。

飲みに行く前にお参りをする人も多いようだ。

 

烏森神社から烏森宮脇通りを30秒も歩くと、今夜の目的のお店に至る。

フレンチの『スタンド・バイ・ミー』。

 

この店に行こうと思ったのは、昨年末に訪問した六本木の『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』で食事をした時のこと。

鰻のキャラメリゼを食べ、『スタンド・バイ・ミー』でも鰻の料理を食べたことを思い出したのだ。

そしてここの北山シェフと高橋スーシェフはまさに『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』の出身。

 

『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』で鰻のキャラメリゼを食べてここを思い出した時の記事はこちら。

 

 

IMG_20220120_132019.jpg

ところで、店名は”ミー”が”Me”ではなく”Mi”になっている。

”Mi”の理由は、以前北山シェフに聞いたことがある。

まず、新橋駅の改札パンチのデザインが”Mi”だったので、これは新橋を意味しているとのこと。

そう言えば、看板のデザインもパンチが入った硬券切符だ。

他にも意味があり、店が面している宮脇通りの”Mi”であり、運営会社のミナデインの”Mi”でもあるのだそうだ。

 

予約しておいたカウンター席に着く。

以前はカウンターが全て椅子席になっていたが、今は椅子が四つ残るだけで、入り口側は立ち飲みになっている。

 

最初のボトルはスパークリングワインを抜栓し、ちぃさんと乾杯。

 

オーストラリアのデ・ボルトリが造る、ロリマー、ブリュット。

デ・ボルトリは北イタリアからの移民が作ったワイナリーで、今では家族経営としてはオーストラリアで最大規模を誇る。

 

グレ-プフルーツやレモンの香り。

フルーティーな味わいの、綺麗なブリュット。

 

ボトルが冷やされているアイスバケットを見て驚いた。

ボトルの外がスパークリングになっている。

冷やす水に、スパークリングウォーターを使っているのだ。

 

お通しは、サラダ菜のコンソメスープ。

青臭さが全くなく、とても美味い。

最初の温かいスープが冬には嬉しい。

 

前菜は好きな物を幾つか選ぶ。

 

これがこのお店を思い出した契機となった、本物のうなぎパイ。

うなぎパイの上に、本物の鰻が乗っている。

 

サバタルト。

炙った〆鯖がエディブルフラワーを纏い、とてもお洒落に変身している。

 

トマト、トマト、トマトはカラフルな人気メニュー。

 

いちじくパンケーキ。

流石『ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション』出身のシェフが作る料理は美しい。

 

ところで、このお店のショップカードが面白い。

どう見ても、ザ・昭和のイメージ。

これを見て花札を連想する私もかなり古い人間だ。

新橋のフレンチ、『スタンド・バイ・ミー』で、ちぃさんと過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4121

Trending Articles